宝島社新書<br> 陰謀論バカ―排外主義者に洗脳される一億総「情弱」時代

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宝島社新書
陰謀論バカ―排外主義者に洗脳される一億総「情弱」時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299080653
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日本でも排外主義が高まりを見せ、いま社会に大きな分断を生んでいます。陰謀論をベースにした排外主義はSNS上だけでなく、選挙活動やデモ活動といった現実社会での運動にまで広がりを見せ、一種のブームにまでなりつつあります。一体なぜこうなったのか? 本書では、この分野に精通する複数の識者が、日本を覆うレイシズムとその根底にあるものを分析・解説していきます。


【目次】

内容説明

ついに現実の政治や社会を動かすまでの力を持ってしまった「陰謀論」。かつて一部の極論と見なされていた排外主義、過激なナショナリズムは、「愛国」という心地よい言葉に置き換えられ、選挙やデモ、市民運動へと広がり、日本社会の分断を加速させている。本書は、SNS上の言説だけでは見えてこない「陰謀論」を多角的に分析。なぜ陰謀論が人を惹きつけるのか、その心理、拡散の仕組み、危険性などを読み解きながら、現代日本で進行する”分断の時代”の実像に迫る。

目次

第1章 陰謀論者たちの「トンデモ現場」最前線(黒猫ドラネコ)
第2章 脳科学でわかった「陰謀論バカ」大量発生の仕組み 橘玲Interview
第3章 右派的排外主義の「源流」と劣化した令和の分断社会 石戸諭Interview
第4章 社会を動かすカルトと陰謀論者の危険な「犬笛」 鈴木エイトInterview
第5章 陰謀論「解体新書」―排外主義者の歩みと主張(山崎リュウキチ)
第6章 参政党創設メンバーが語る「神谷宗幣」の残念な正体 篠原常一郎Interview
第7章 「目覚めた人」たちがハマる陰謀論番組『NoBorder』研究

著者等紹介

橘玲[タチバナアキラ]
1959年生まれ。作家。早稲田大学卒業後、宝島社の編集者を経て、2002年に国際金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。小説、評論、投資術など幅広い分野で執筆

石戸諭[イシドサトル]
1984年、東京都生まれ。立命館大学法学部卒業後、毎日新聞、BuzzFeed Japanの記者を経て、ノンフィクションライターに

鈴木エイト[スズキエイト]
1968年、滋賀県生まれ。ジャーナリスト、作家。日本大学卒業。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」主筆を経て、現在はニュースレター「鈴木エイトの調査報道ファイル」で情報発信。統一教会と政界の関係やHPVワクチン訴訟などを取材・執筆。2023年に日本ジャーナリスト会議JCJ大賞などを受賞

黒猫ドラネコ[クロネコドラネコ]
ライター、漫画原作者。スピリチュアルビジネス、反ワクチン、陰謀論、SNS上のデマなどをウォッチしている。2021年末に始めたニュースレター「トンデモ観察記」は購読者数2万8000人超

篠原常一郎[シノハラジョウイチロウ]
1960年、東京都生まれ。立教大学卒業。ジャーナリスト、軍事・政治評論家。18歳で日本共産党に入党し、その後、専従職員に。2004年に日本共産党を離れ、09年から民主党国会議員の政策秘書を務める。20年4月、参政党の結党にボードメンバーとして参加。21年から23年まで党アドバイザーを務めた

山崎リュウキチ[ヤマザキリュウキチ]
1990年代後半生まれ。オウム真理教事件に興味を持ったことをきっかけに、高校時代よりカルトや過激思想についての情報を収集。コロナ禍以降は陰謀論関係の社会運動を中心に観察し、ネット上で発信を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

どら猫さとっち

14
前に読んだ「スピリチュアリズムとナショナリズム」の流れで手に取った本書。何故、陰謀論に洗脳されるのか。スピリチュアリズムとナショナリズムに紐付けされる、愛国または自己啓発。デマや根拠なき論説であるにもかかわらず、無条件で信じる人たち。そこから排外主義か生まれ、政治や選挙が狂い出し、ヘイトクライムに至る。どんなに頭がよく利口であっても、無関係ではない。もし陰謀論に違和感があるなら、本書を手に取って欲しい。2026/09/13

ossan12345

11
うーんあまり面白くなかった。橘玲氏の部分を読みたくて買ったが、それ以外の参政党とかヤマトQとか、陰謀論を信じて行動に移せる人たちが信じられない。現実世界を見ていればまったくのデタラメだとすぐ分かるはずだが、それだけリアルの現実味が薄れているのか。リアルの充実感が人によって異なるというとこだろうか。家と職場の往復だけ、土日は引きこもり、だと動画の世界に現実味を感じる、のかもしれない。それにしても興味の沸かない世界である。2026/10/02

みじんこ

4
著者に陰謀論者がいると批判された本だが、内部にいたからこそ参政党の体質や実態を明らかにできているとも思った。極端な主張で伸長してきた党も既存の政治の枠組みではある程度マイルド化せざるを得ない一方、民間で影響力を発揮する存在が生まれる可能性までは自分は考えていなかった。大上段から批判するだけではダメ、陰謀論者にも伝わる方法を考えるべきという意見も同意。右派的陰謀論の源流や主要組織・主張も解説されており現状の整理にもなった。陰謀論批判本は多々読んだがNoBorderに触れたものは個人的に初めてでそこも評価。2026/09/13

K.C.

3
面白かった。陰謀論もマーケティングの手段と考えれば、さほど驚くものではない。文中で取り上げられた #古谷経衡 氏の発言は得心のいくもの。複数の軸で情報に接することが大事。アルゴリズムで「真実」にたどり着けて熱狂できる人がある意味羨ましくも思う(棒読み)。2026/09/17

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