出版社内容情報
日本の音楽地図は大みそかに塗り替えられる。国民的音楽番組、紅白歌合戦のまったく新しい楽しみ方を紹介。
音楽評論家スージー鈴木がこの世に生を受けた1966年以降から最新の2025年まで、60回分の紅白から選りすぐりの神パフォーマンス50曲を解説。年に一度の国民的舞台で、日本の音楽は新陳代謝を繰り返し、現在の姿へと劇的な進化を遂げた。今年の大みそかも、あなたは歴史の目撃者になる!
【目次】
第1章 紅白を批評するということ
「紅白批評宣言」
旧音楽と新音楽の「合戦」
紅白面的視聴法
紅白点的視聴法
日本レコード大賞ではなぜダメなのか
長尺音楽番組ではなぜダメなのか
紅白を語ろう。紅白の音楽を語り合おう
第2章 スージー鈴木の厳選妄想紅白1966-2025
開会式
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ『青い瞳』
これぞ自作自演音楽の起点
僕らの紅白歌合戦史が始まった
ピンキーとキラーズ『恋の季節』
2歳児の脳内に刷り込まれた
画期的なリフレイン
カルメン・マキ『時には母のない子のように』
ピカピカの国民的舞台に
サブカルチャーが攻め入った
ちあきなおみ『喝采』
歌謡界の頂点に
のぼり詰めた楽曲
美空ひばり『ヒットメドレー』
ひのき舞台に復帰した女王が
ロックンロールした夜
サザンオールスターズ『チャコの海岸物語』
単なるハチャメチャを超越して
国民を沸かせた名演
沢田研二『晴れのちBLUE BOY』
国民を突き放して攻めまくった
前衛的なパフォーマンス
植木等『スーダラ伝説』
豪華出演陣の記憶を上書きした
4分50秒の最強伝説
チェッカーズ『フェアウェル・メドレー』
80年代を象徴するバンドが
紅白の大舞台で幸せな解散
吉田拓郎『外は白い雪の夜』
天下の拓郎が見せた
プレッシャーからの解放感
椎名林檎『カーネーション~紅組なら誰でも』
初出場で見せた硬軟自在の名演
怒濤の快進撃が始まった
美輪明宏『ヨイトマケの唄』
国民的舞台で放送自粛歌を絶唱
すべてを持っていったパフォーマンス
藤井風『きらり』『燃えよ』
コロナ禍に吹き込んだ
「3生」の風
Vaundy『怪獣の花唄』
紅白の舞台で「目に物見せてやる」
これぞ私の愛してきたロック
表彰式
第3章 これからの紅白を考える
生歌、生放送、生演奏……「3生」を増やす
追悼コーナーを定番に
「テーマ」の必要性とその具現化
そして司会、審査員、アーカイブ
【目次】



