宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 刑事の境界線

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
刑事の境界線

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299078810
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2026年第24回
『このミステリーがすごい!』大賞
文庫グランプリ受賞作

「87分署」「フロスト警部」など
傑作シリーズの系譜に連なる
モジュラー型ミステリー
×
驚きの結末!


「二人がコンビを組むのではなく、なかなか出会わないところがポイント。
小さそうな事件が次第に大きな意味を持つようになる展開や、対戦格闘ゲームとの関わりも面白い」大森望(翻訳家・書評家)

「小金井警察署盗犯係・馬場みどりの成長劇と同組織犯罪対策係・為井忠之の
転落劇を交錯させたドラマがキモだ」香山二三郎(コラムニスト)

「同時進行していく複数の出来事もすべて引き込まれるし、
性被害にあった女性たちの尊厳を守ろうとする刑事たちの姿には感動すらした」瀧井朝世(ライター)

「二人をなかなか対面させず、並行して進んできた物語を
クライマックスで交錯させる構成が『技あり!』」千街晶之(ミステリ評論家)

「書きっぷりのよい警察小説だ。書き手の力量を感じる」村上貴史(ミステリ書評家)

「切れ味の良いクライマックスは胸がすく。
一面的でないキャラクター造形力も高ポイント」川出正樹(ミステリ書評家)


(あらすじ)
小金井中央警察署の刑事第一課盗犯係の馬場みどりは、取調室でくだらない言い訳をするスリ犯と対峙していた。さらに管轄内のゲームセンターで出店荒らしが発生、現場に急行する。一方、同署組織犯罪対策係の為井忠之は、ガサ入れのため後輩の佐竹と違法風俗店を張り込んでいた。しかし為井はとある事情から店長のホセを逃そうと画策していて……。事件を追う者と隠す者、対照的な二人の運命は!?

内容説明

小金井中央警察署の刑事第一課盗犯係の馬場みどりは、取調室でくだらない言い訳をするスリ犯と対峙していた。さらに管轄内のゲームセンターで出店荒らしが発生、現場に急行する。一方、同署組織犯罪対策係の為井忠之は、ガサ入れのため後輩の佐竹と違法風俗店を張り込んでいた。しかし為井はとある事情から店長のホセを逃がそうと画策していて…。事件を追う者と隠す者、対照的な二人の運命は!?2026年第24回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作。

著者等紹介

宮島明道[ミヤジマアケミチ]
1980年、東京都生まれ。16歳からDJを始め、DJの大会DMCでは2002年と2007年の二度日本チャンピオンに輝く。2003年からDJ教室「宮島塾」を経営。第24回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

95
「このミステリーがすごい!」大賞作品。小金井中央署の刑事2人の話が交互に語られていく。決して相棒とかの関係ではなく、むしろ盗犯係の女性刑事は自分の職務に忠実に地域交番の巡査が先輩からのパワハラを受けていると聞けば解決策を探すべく必死になる刑事。片や、組織犯罪対策係の男性刑事は己の不始末がバレないために内部情報を外に流しながら悪徳刑事になり下がりつつある刑事。彼らを取り巻く刑事たちのキャラもなかなか面白い。ただ、登場人物が多くて迷子になりながら。善は善、悪は悪としての始末を見事に収めた結末に溜飲が下がる。2026/07/18

yukaring

78
正義感あふれる盗犯課の女刑事と犯罪者とつるみ転落していく組対課の刑事。二人の対比が印象的で新感覚の警察ミステリ。同じ警察署内でも面識はない馬場刑事と為井刑事。しかしある事件から互いの運命が交錯していく。交互に描かれる二人のパートは疾走感が心地よく、先が気になって次々と頁を捲りたくなる面白さ。被害者達に寄り添い、事件解決に邁進する馬場みどり刑事の熱血さが微笑ましく、逆に己の保身のため犯罪者へ情報を流す為井刑事の境遇にも一抹の同情を覚える。他の登場人物達も魅力的で、もしシリーズ化されたらまた読みたいと思う。2026/07/02

itica

72
展開が目まぐるしく、この先どうなるのだろうと言う期待感で一気読み。ただ主人公がひとりではないので話が色々な方向に広がるため、多少取っ散らかった印象があり、人物と関係性を把握するのに時間が掛かった。しかし裏社会と繋がっている刑事にも可愛げがあり、真面目な女性刑事が意外なものに熱狂すると言う遊び心は好き。続編があっても良いかな。 2026/10/26

たかぃ

55
刑事ドラマぁぢ(`・ω・´) ▼正義の馬場刑事と、悪の為井刑事。馬場が追ぃ&為井が隠す別件同士が根で繋がってぃてーってカンジ。時々の恋ドキがょぃァクセント♡ ▼緊迫感ゃ速度感が控ぇめなぃせぃか読後感ゎ薄ぃんだけど、楽しめましたゎ(⁠・⁠∀⁠・⁠)2026/07/10

nyanco

53
序盤苦戦してリタイアしかけたのですが、何とか読了。パワーあふれる女性刑事・馬場さん。魅力的なのでシリーズとして読みたいなぁ。一方、為井、結局、何をやりたかったんでしょう。Sとの関係からズブズブと落ちていく。アマトリチャーナの彼女、どうなっちゃうのかな。2026/08/06

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