出版社内容情報
昨年12月23日に亡くなったジャンボ尾崎。甲子園でチームと優勝に導いたのち、西鉄ライオンズに入団したプロ野球選手でした。二軍で活躍するも一軍では鳴かず飛ばず。それでも、プロ野球時代に出会ったゴルフで一世を風靡。青木功と中嶋常幸、そして尾崎でAON時代を築きます。ところが、ゴルフ場開発などにより、16億円もの負債を抱えてしまいます。しかし、ここでまた奇跡が起きます。宮里藍、石川遼らの登場による空前のゴルフブーム。ジャンボ尾崎も復活し、何人ものトッププロゴルファーを育て上げます。そんな尾崎将司の波瀾万丈の人生を描き出す一冊です。
【目次】
内容説明
2025年12月23日、尾崎将司が亡くなった。原英莉花、西郷真央、笹生優花など多くの後進を育てた尾崎。彼は青木功、中嶋常幸らとともにゴルフ界を華々しく盛り上げたゴルファーだった。誰よりも飛ばすドライバーショットはジャンボジェットにたとえられ、ジャンボ尾崎と呼ばれた。しかし、世界ではなかなか勝てず、様々な投資の失敗で数十億円もの負債を抱えた。それでも現役にこだわり、50代になってもレギュラーツアーに出場し続けた男の物語。
目次
第一章 ゴルファー前史(魚を頭から尻尾まで食べた 半農半漁の町に育ったジャンボ尾崎;大好きだった太平洋の風景 故郷の宍喰町に墓を建てていた将司;万事休すと思った四国大会 幸運の女神は将司を見捨ててはいなかった!;持っている男、ジャンポ尾崎 甲子園で見上げた空 ヘリコプターが飛んでいた!;プロ野球には通用しなかった将司 西鉄ライオンズで永遠のライバルに出会った;ゴルフに病み付きになったジャンボ もう野球は嫌だ!ゴルフをやる!;やめるなら!契約金を返せ! 西鉄ライオンズ退団 しかし、勤める先がない!)
第二章 波乱万丈(習志野CCでスタートしたゴルフ人生 生き残るにはプロテストに一回で合格が条件;プロテスト1番合格 唇を血だらけにして練習した将司;低い弾道から急上昇するボール 命名された!ジャンボ尾崎;ジャンボ尾崎、公式戦に登場! 飛距離はスーパースター しかし、なかなか勝てないジャンボ;「見せるプロ」の出現 派手なクリーム色のシャツに真っ赤なスラックス;公式戦初勝利、光っていた目頭 最終組、先輩の激励と3000人のギャラリーの応援;1971年に5勝、72年には10勝 ゴルフを一大ムーブメントにしたジャンボ尾崎;スランプに陥った7年間 人一倍痛みに強いジャンボを襲う激痛;胴体着陸を経験したジャンボ はじめてのオーガスタ 予選落ちと飛行機事故)
第三章 波乱万丈2 苦闘の日々(5年連続の賞金王 記録と記憶に残るジャンボ尾崎の全盛期;バブルに翻弄されたジャンボの会社 コース設計や不動産開発を手掛けたが…;最後の望みの綱だったワールドワン 度重なる事業の失敗で数十億円の負債を背負った;とことん追い詰められながらも戦うジャンボ 民事再生法の申請 そして妻との協議離婚;レギュラーツアーで戦い続けた不屈の魂 66歳で62のコースレコードタイ エージシュートを達成;ゴルフと共に生き、そして死んだ カーテンを開けたらゴルフ練習場が見える)
第四章 知られざるジャンボ尾崎(勝負師、ジャンボが原英莉花に送った言葉 「今のままでいい。そのままフェードで行けばいいんじゃないか」;般若心経を唱えていたジャンボ 感謝とお詫び、そしてゴルフへの思い 最後は後進の活躍を願ったジャンボ;一日1000球の練習、焚火の明かりで打った夜 練習で妥協するな!試合は遊び心を入れろ;長嶋茂雄の大ファンだったジャンボ ゴルフ界に身を転じても ヒーローは長嶋、ライバルは池永;1970年代のゴルフ界を熱くした二人 AO対決といわれたジャンボ尾崎vs青木功;ジャンボのサービス精神と思いやり 「我孫子のおっさんを休ませてやれ」)
第五章 ジャンボ尾崎の言葉(「心技体」ではなく「体技心」 ”技”のわからない者は”心”がわからない ”技”のわからない者は”体”も語れない;厳しさに耐えられる条件 「やる気があるかどうか、上達したいかどうか」;「勝負にこだわらなければ、競技者ではない」 優勝を意識し続ける 負けてもそれが勝負師;「良い球がでるのが、良いスイング」 思ってもいない球が出た場合は、納得いくまで打ち込む;「プロの世界は結果がすべて」 いつまでに結果を出すのか どのような結果を出すのか;「人間の最大のポテンシャルを引き出す」「スポーツ全般に言える より遠くに、より正確に」;「今後、頭の中から青木功を消し去る」 ハワイアンオープンでの青木の勝利を見たジャンボ)
資料編
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