出版社内容情報
飛鳥時代(6世紀末から8世紀初頭)は、皇室の歴史で初の女帝誕生にはじまり、「日本」「天皇」の名称が誕生した日本史の一大転換期となった時代です。
蘇我氏の台頭と滅亡、大化の改新による新しい国家像の誕生、白村江の戦いの大敗で国家滅亡の危機を迎えた時代でもあります。この激動の時代の数々の謎を最新の研究成果、発掘成果をもとに解き明かします。
【目次】
内容説明
7世紀の日本は、有力豪族が支えたヤマト王権から天皇を中心とする律令国家へと移行する転換期を迎えた。しかし、その変革は多くの反発や抵抗を招いた。史上唯一の天皇暗殺、蘇我本宗家が滅亡した乙巳の変、古代最大のクーデター・壬申の乱など、飛鳥時代は政治的に最も不安定な時代でもあった。こうした混乱の中で大改革を担ったのが5代4人の女帝である。国家の形を大きく変えた飛鳥時代をひもとこう。
目次
第1章 日本初の女帝誕生と飛鳥遷都の謎
第2章 聖徳太子の謎
第3章 皇祖となった大王・舒明天皇の謎
第4章 大化の改新と蘇我氏滅亡の謎
第5章 日本史上唯一・石の都建設の謎
第6章 古代最大の危機 白村江の戦いの謎
第7章 「日本」と「天皇」誕生の謎
第8章 藤原京造営と飛鳥廃都の謎
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。駒澤大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まいさん
9
乙巳の変、壬申の乱等混乱と変革の飛鳥時代。昔教わった歴史の内容と違う部分あり、詳細な部分もあり。解釈や視点も様々ある。いろんな視点から見るとまた面白い。2026/03/31
西
4
古代、と言っても、人はそれ程今と変わらないのかなと思う。勿論、文化や価値観など違うのだけど、苦しみとか悩みとかはあまり変わっていないようにも思う。生活はかなり快適になったが。歴史は学べば学ぶほど面白くなってくる2026/02/26
Go Extreme
2
改新前社会:蘇我氏専横=中央集権遅れ+仏教受容+中国影響→645年:乙巳の変(中大兄皇子+中臣鎌足)=蘇我氏打倒→大化の改新:公地公民+都移転=天皇中心国家+中央集権化宣言→動乱期:白村江の戦い(663年)=敗北→強い国家必要性→天智天皇:大津京+律令制定への試行錯誤→672年:壬申の乱(皇位継承争い:大海人皇子⇔大友皇子)→大海人勝利=新安定性+天皇権力強化→天武・持統天皇:藤原京→「天皇」号確立+「日本」国号採用+律令制実施=律令国家完成→藤原氏台頭2026/04/10
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