宝島社文庫<br> 東大理三の悪魔〈1〉

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宝島社文庫
東大理三の悪魔〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784299074690
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

天才の思考は超越か狂気か――
ジャンルを超越した知的エンターテインメント、待望の文庫化!

各界から驚きの声、続々!
「既存の文学賞がキャッチできなかった異形の小説」
――海猫沢めろん(作家)

「SF(サイエンス・フィクション)を通り越した型破りな青春スピリチュアル・ファンタジー」
――大森望(翻訳家・書評家)

「東京大学を舞台に論理と意識が交錯する世界をめぐる壮大な物語」
――野村泰紀(物理学者)

(あらすじ)
東京大学理科三類に通うノボルは、東大模試で異次元の点数を叩き出し、その後理三に合格した天才・間宮と出会う。彼は間宮と交流を深めていくうちに、天才の圧倒的な世界観に魅了され……。天才とは何か、この世界に隠された秘密とは? リアリティとフィクションが交錯しながら、旧約聖書について大胆な仮説が展開される圧倒的知的エンターテインメント。

※本作は、2025年1月28日(奥付記載:2025年2月11日)に小社より刊行した単行本『東大理三の悪魔』の第1部「東大理三の悪魔」を文庫化したものです。


【目次】

内容説明

1997年、東京大学の教養学部図書館で勉強する「僕」ことタムラノボルは、難解な物理学の専門書を読むボーイッシュな雰囲気の女性が気になっていた。「間宮惣一」と名乗った彼女は、意識は四次元時空を包含し、七次元まで展開できるのだと語る。人と違う世界が見えている、真の天才の話に魅了されるノボルであったが、間宮にはある秘密があり…。天才とは何か、そしてこの世界の真理とは!?

著者等紹介

幸村百理男[コウムラモリオ]
東京大学医学部医学科卒業。二本松眼科病院、虎の門病院などを経て、沖縄県・宮古島にて離島医療に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

92
表題がまたまたということであんまり食指が伸びなかったのですが、結構読まれていて文庫本4冊が出版されたので読むことにしました。主人公の小学校時代や高校時代、あるいは理一に入って仮面学生として過ごし再度理三に入りなおす様子が書かれています。そこで知り合いとなる友人や不思議な人物と出会います。数学のはなしや聖書にある文章の別の理解の仕方などは私には楽しめました。2026/03/04

九曜紋

9
東京大学理科三類。毎年100名弱しか入学を許されない受験界の最高峰。一方、東大医学部の医師国家試験の合格率はむしろ低く、医学部卒のノーベル賞受賞者も存在しない。昨今ではクイズ王からタレントになるなど「才能の無駄遣い」と思える者さえいる。著者は自身が医学部卒の現役医師であり、小説という医学とは異なる才能を求められる分野でどのような世界観をみせてくれるのか興味津々で読み進める。主人公・タムラノボルと謎のサングラスの女の出逢いから物語スタート。この女こそ間宮惣一であることは容易に察せられるのだが。以下、続編へ。2026/01/03

みのくま

6
本巻だけでは物語が始まっていないように感じる為面白いかどうかはわからない。ただ本巻を読む限りではSF小説というより理系小説と言えるだろうと思う。聖書を物理学で解釈する事で、世界の理に接近しようとする。とはいえ、理系的に難しい事をやっているのかもしれないが、文系的に読むとかなり粗雑な世界観に感じる。世界を牛耳るウィリス家や登場する天才の表象など単純で稚拙に思えるし、陰謀論的な世界観とも近似している。ゼロ年代から登場してきた医師出身の作家の作品を想起したが、いわゆる理系小説はこのような形態に陥りがちなのだろう2026/02/26

4
読み手によってこれほど評価の分かれる本は珍しいのではないか。刺さる人にとっては唯一無二とも言える物語。主人公が覚醒したのが中学生の頃。同じ時期に読んでおきたかった

ブランノワール

4
かなり難解でした2025/12/03

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