出版社内容情報
つい数年前まで中国移民といえば、ゴミ出しのルールを守らない、大声で騒ぐ、道に唾を吐くなど、道徳観のない点ばかり強調されていました。そのため、反中の標的になっていました。しかし、いまの中国移民は違います。もちろん、日本に来たばかりの中国移民は上記のような不道徳の人たちもいますが、現在の移民の特徴は、富裕層が増えていることです。
彼らが日本に来る目的は、より豊かで安全な暮らしです。そして、中国や他の国の過酷な管理社会や競争社会から逃れて、より自由でストレスフリーな日本を目指しています。ただし、日本人から見ると彼らの生態は驚きの連続です。都心のマンションを買い漁り、転売したり、民泊に使ったり、自ら住んだりと、使うお金の額も半端ではありません。そんな中国人の実態をレポートします。
【目次】
内容説明
日本に来る中国移民の性質が急激に変わっている。来ているのは中国の富裕層だ。彼らは豊かな日本を享受しようとしてやってくる。湾岸のタワーマンションに投資して莫大な利益を上げる。健康保険に入るためペーパーカンパニーを作る。子どもたちを日本の教育機関で学ばせエリートにする…。豊かな日本を目指す中国移民たちの実態をレポート。
目次
第一章 日本の教育現場に、静かに広がる浸食(「教育移住」という選択肢 我が子のために国境を越える中国人たち;中学受験の戦場に変わる塾の教室 「10人に1人が中国籍」という現実が問いかけるもの ほか)
第二章 中国マネーに撹乱される“投資列島”日本(ローン不要の現金一括“買われる東京”と住めない日本人 都心タワマンが中国人に占有される日;基地近くの土地が誰でも買える国―問われる国家の備え 防げぬ買収、日本の主権意識と地政学的感度 ほか)
第三章 日本の福祉が欲しい84万の在留中国人(中国人が500万円で買い漁る“社長ビザ”;日本の移住制度のユルさが引き寄せる中国富裕層 ほか)
第四章 日本の脆弱さに付け入る中国式ビジネス(池袋タワーマンション25階 違法美容整形の拠点;カキやワタリガニ 止まらぬ中国人密漁の現実 ほか)
第五章 日本の進度疲労と警戒心の欠如(NHKで中国籍スタッフが「尖閣は中国領」と生放送発言;なぜ日本の免許が狙われるのか ホテル住所で申請可能な現実 ほか)
著者等紹介
昭島聡[アキシマサトシ]
1969(昭和44)年生まれ。大学卒業後、地方の市役所に勤務。その後、世界を放浪し、中国人やイスラム教徒、ユダヤ人とも交流を深め、世界常識を身につける。日本に帰国後、日本に住む外国人などの実態を取材、レポートする。現在は中国人の生態や活動をウォッチングしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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