出版社内容情報
2025年8月12日で御巣鷹山の日航機墜落事故から40年になります。「御巣鷹の謎」を追い続けていた著者の米田氏は、ついに事故原因が尾翼の損壊にあり、それはボーイング747機の致命的欠陥であったことを突き止めました。さらに、日航は、整備担当者からボーイング機の後部に問題があることを指摘されながら封印しています。なぜ、これらの真実は隠されたのか。関係者の取材と科学的根拠で明らかにしていきます。一方、巷に流布するさまざまな謀略説の誤りも、丁寧に解説していきます。123便の墜落の真実がついに明らかになります。
内容説明
1985年8月12日夕刻、ジャンボジェット「日航123便」は乗客乗員524人を乗せ、大阪に向けて羽田を飛び立った。だが12分後に垂直尾翼を失う異変が起き、操縦不能に。その32分後に「御巣鷹の尾根」に墜落、520人が犠牲となった。この未曽有の大事故の原因とは?疑惑に満ちた「事故調査報告書」で決着を急いだ理由は?自衛隊関与のフェイク言説が溢れるなか、科学的な原因究明、克明な取材に全精力を傾けたジャーナリストの渾身のドキュメント!墜落!?操縦室の緊迫のボイスレコーダーが聴ける二次元コード。
目次
序章 日航123便の航跡/日航123便墜落現場
第1章 日航機事故と墜落現場取材
第2章 米アントヌッチ証言と自衛隊の捜索救難活動
第3章 ボイスレコーダーの事故調分析に疑義
第4章 事故調査報告書と米調査団、日乗連の対応と見解
第5章 事故調査資料廃棄と内部告発
第6章 垂直尾翼の歪みでダイバージェンス発生
著者等紹介
米田憲司[ヨネダケンジ]
1944年、大阪市生まれ。ジャーナリスト。航空、軍事、司法、環境問題などの分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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