出版社内容情報
「団塊の世代」必読!
知っておかないと「地獄」を見る
介護保険と介護現場のリアル
人手不足、老老介護、虐待、介護難民……
こんな介護現場に誰がした!?
介護士、当事者が語る
トラブル実例満載!
絶望的な人手不足、高齢化する介護職員、虐待を放置する悪徳施設、介護保険と介護ビジネスを食い物にする輩――「団塊の世代」が全員75歳以上になる2025年は、「介護崩壊元年」とされるが、現場ではすでに崩壊は始まっている。介護する側も、される側も「地獄」状態なのが今の日本の介護システムである。大手メディアが報じないタブーな現場を徹底レポートする。
内容説明
介護士、当事者たちが証言する「介護保険」と「介護現場」のリアル!人手不足、悪徳施設、遺産略奪、家族崩壊。政府も施設も絶対に言わない介護現場のヤバい実態。団塊世代は必読!
目次
第一章 高齢者が高齢者を介護する時代(介護とは「死」の前段階;特養、サ高住、老健…介護施設は何が違うのか ほか)
第二章 人手不足の絶望的な現実(介護を必要とする高齢者は増加し続ける;介護の司令塔「ケアマネジャー」がいない! ほか)
第三章 閉ざされた介護(預貯金も自宅も奪われた老姉妹;施設内での情報の「不透明性」と外部機関との「連携不足」 ほか)
第四章 介護とカネ(介護保険制度の矛盾と限界;介護保険の不正利用が横行か ほか)
第五章 死のタブーと壊れる家族(日本は約3・5人に1人が65歳以上;介護施設での「看取り」の現実 ほか)
著者等紹介
甚野博則[ジンノヒロノリ]
1973年生まれ。ノンフィクションライター。大学卒業後、大手電機メーカーや出版社などを経て2006年から『週刊文春』記者に。「『甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した』実名告発」などの記事で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」のスクープ賞を2度受賞。現在はフリーランスのノンフィクションライターとして、週刊誌や月刊誌を中心に社会ニュースやルポルタージュなどの記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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津見佐飛
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