出版社内容情報
9月19日からネットフリックスで配信される鈴木おさむ脚本のドラマ『極悪女王』は、女子プロレスドラマです。80年代、空前の女子プロレスブームにいたダンプ松本の物語です。本書は、80年代~90年代前半の全日本女子プロレスのリングで活躍した選手たちが一堂に会し、まさに狂った時代の過激な経験を証言した一冊です。
内容説明
「熱狂」「憎悪」「狂気」の時代を語りつくす!
目次
Netflixシリーズ『極悪女王』でドラマ化されたダンプ松本“血と涙”の物語
第1章 極悪同盟VSクラッシュ「熱狂」の時代(ダンプ松本―全女と松永兄弟を困らせて引退してやろうって思った;クレーン・ユウ―何も知らされずに突然、極悪同盟を破門にされました;ライオネス飛鳥―若い私にはわからなかったダンプと千種の“プロレス頭”;ジャガー横田―極悪同盟以降のヒールは“鼻につく”ヤツが多い)
第2章 ブル中野VSアジャコング「憎悪」の時代(ブル中野―今日こそアジャを殺そう、今日、殺さないと私が殺される;アジャコング―“死んでもいい”と覚悟して中野さんと戦っていた;井上京子―中野さんもアジャさんもホントに毎日が殺し合いでした;三田英津子―「何をされても北斗晶についていく!」と心に決めていた)
第3章 全女の「狂気」至近距離の目撃者たち(ロッシー小川―松永兄弟は選手たちを“闘犬”としてしか見ていなかった;元『デイリースポーツ』全女担当記者 宮本久夫―全女の“生き字引”が綴る極悪同盟の熱狂と終焉)
全日本女子プロレス「ヒール」年表“1976‐2024”完全版
著者等紹介
ダンプ松本[ダンプマツモト]
1960年、埼玉県生まれ。80年に全日本女子プロレスに正式入門し、本名の松本香でデビュー。プロテストに受かるまでは練習生として営業車の運転手もしていた。84年、リングネームをダンプ松本に変え、ヒール軍団「極悪同盟」を結成。長与千種&ライオネス飛鳥のクラッシュ・ギャルズと抗争を繰り広げ、空前の女子プロレスブームを巻き起こす。同時に芸能活動も行い、売れっ子タレントに。88年2月に現役を引退。2003年、再び極悪同盟を結成し、現役復帰。現在は芸能活動とともに自主興行「極悪血祭り」を定期的に開催している
ブル中野[ブルナカノ]
1968年、埼玉県生まれ。83年に全日本女子プロレスに入門。ダンプ松本率いる極悪同盟に入り、クラッシュ・ギャルズとの抗争で一大ブームを築く。ダンプ引退後は獄門党を結成。90年に日本人ヒール初のWWWA世界シングル王者に輝くと、造反したアジャコングとの抗争で繰り出した金網ギロチンが伝説となり、善悪を超越した「女帝」の称号を手に入れる。93年からWWF(現・WWE)を主戦場にし、日本人初のWWF世界女子王者に。ヒザのケガが原因で96年からセミリタイア。2012東京ドームシティホールで引退セレモニーを開催。2024年には日本人女子レスラー初の快挙となるWWE殿堂入り
アジャコング[アジャコング]
1970年、東京都生まれ。86年に全日本女子プロレスに入門。新人時代から極悪同盟の一員となり、ブル中野の付き人を務めた。88年のダンプ松本引退後はブル中野率いる獄門党に加入。90年旗揚げのユニバーサル・プロレスリングに参戦したことで男性ファンからの人気を得るも、ブルと訣別し獄門党を脱退。ジャングル・ジャックを結成し、獄門党とヒール同士の抗争を繰り広げる。97年に全女を退団し、新団体アルシオンに参戦。その後、GAEA JAPAN、ハッスル、OZアカデミーなどに参戦。現在もフリーとして国内外の団体で活躍を続ける。芸能活動はワハハ本舗所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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