出版社内容情報
デビュー30周年を記念した京極夏彦のファンブック。
『このミス』やキャラクター文化を通じて振り返る百鬼夜行シリーズの徹底解説、ホラーの新鋭・梨も魅了する「談」シリーズなどの京極作品の紹介に加え、綾辻行人×京極夏彦、水木しげる×京極夏彦といった超貴重な対談資料も再録!
ファン必携の一冊です!
内容説明
さまざまな角度から「京極夏彦」の30年を語り尽くす!「百鬼夜行」シリーズの各巻・各キャラクターの徹底解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
134
京極 夏彦は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者30周年なので、色んな本が出版されます。本書は、デビュー30周年を記念した京極夏彦のファンブックです。 綾辻行人×京極夏彦&水木しげる×京極夏彦のW対談が、GOODでした。 https://tkj.jp/book/?cd=TD0584542024/09/30
ぐうぐう
31
小説家デビュー30周年を記念したMOOK。インタビューや対談は再録ばかりだが、作品解説が実にしっかりとしていて読ませる。特に「百鬼夜行」シリーズを担当している千街晶之の解説は詳細に富み、ゆえに痒いところに手が届く申し分のない内容だ。シリーズを通しての登場人物の関係性など、熟読しているからこそ把握できているのだろう。読んでいて新たな発見がたくさんあるのが嬉しい。さらに他シリーズとの繋がりを解明していく章では(こちらの解説も千街晶之)、京極ユニバースとでも呼ぶべき壮大な構図が垣間見れ、痺れる。(つづく)2024/10/21
ぶんぶん
24
【図書館】軽い気持ちで借りて来た、特に入れ込んだ時期も無く、「百鬼夜行シリーズ」と「巷説百物語シリーズ」を読んだ位。 良く書かれている「京極夏彦」の世界がよく判る。 「水木しげる」との対談が楽しそうに書かれている。 歴史があると思っても、まだ三十年なんだなあ。 手に取る事は無いと思うが、まだまだ書いて欲しい作家である。2025/01/07
Tanaka9999
21
2024年発行、宝島社のムック。ファンブックというか作家の読本ものは4つ目かな。作者にフォーカスせず書いたシリーズものの紹介が主。まぁこの作者の場合そうなるのか。それなりに整理されていてよかったかなぁ。2024/11/05
ハスゴン
19
ぎっしりと京極夏彦が楽しめますのでお値段以上です。2024/09/28
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