出版社内容情報
人生の最期はやっぱり住み慣れた我が家で迎えたい――そう思っている人は多いものの、実際にそれが叶うのは2割に届きません。本来は治療する場所であるはずの病院で多くの人が亡くなり、また昨今では終の棲家と定めたはずの介護施設が経営破綻してしまったり、ということも増えてきました。穏やかに、自分らしく。でも、周りになるべく迷惑をかけずに自宅で逝くために、どんな準備をすればよいのか、様々な専門家の知恵を集めました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もくれん
2
いろいろな終活本を読んで、最期はやはり自宅(賃貸マンション)で迎えたいと希望するようになった。訪問診療をしてもらえる在宅医も見つけた。ただこの本を読んで盲点だと思ったのは、足腰が弱ったり、車椅子生活になった場合のこと。マンションの入り口や部屋の玄関には段差があるし、トイレは狭くて開き戸。廊下やトイレに手すりをつけたりするのも難しそう。また、築16年の物件なので、長生きした場合に住み続けられる保証もない。自分がこの先どういう状態になり、どんな問題が生じるか、いろんなケースを想定しておくことが大切だと思った。2024/09/15
Go Extreme
1
自宅で最期を迎えるための10のポイント: 最後まで自分らしかったと思えるか? 納得いく選択をじっくり選ぶ いつかその日までポジティブに暮らせる 不安・心配で介護施設入居はいけない 必要なお金や受けられるサービスの知識 自費サービスを充実→自分好みのサポート体制 家族のコミュニケーションをあてにしすぎない ひとり暮らしhでも在宅死を選ぶこと可能 かかりつけ医や訪問診療の在宅医を探す 家族にとっても納得ができる最後が大切 終の住処の整え方 在宅死をかなえるめの準備 ACPー人生会議 生前・死後の手続き2024/08/22