宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ<br> 名探偵のままでいて

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宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
名探偵のままでいて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299052988
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

シリーズ累計20万部突破
第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作

「密室殺人」「人間消失」「幽霊騒動」…
孫娘の持ち込むさまざまな謎を「認知症の祖父」が鮮やかに解き明かす!

ミステリーの扉の先には、わくわくする謎と、
個性的な登場人物たちの愛が詰まっていました。
主人公の楓は私と同じ27歳。
物知りで優しくて大好きだったおじいちゃんに
会いたくなって胸がいっぱいになりました。
――井桁弘恵さん(モデル・女優)

(あらすじ)
かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。
しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻す。
そんな祖父のもとへ相談を持ち込む楓だったが、やがて自らの人生に関わる重大な事件が……。古典作品が彩る安楽椅子探偵ミステリー!

内容説明

かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻す。そんな祖父のもとへ相談を持ち込む楓だったが、やがて自らの人生に関わる重大な事件が…。古典作品が彩る安楽椅子探偵ミステリー!第21回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。

著者等紹介

小西マサテル[コニシマサテル]
1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。本作で第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

133
小西マサテルさん初読み。話題作を遅ればせながら手に取った....大賞受賞作というのも納得で、著者が文章を綴る放送作家とは言え、小説のデビュー作で完成度の高いエンタメに仕上げているのも称賛できる。主人公の小学校教師・楓と祖父のやり取りが中心の連作短編集は、人情とミステリが程よいバランスで描かれていて、昨今の傾向であるグロいシーンもないので気が弱い人でも安心して読めるだろう。数々の名作を紹介するなどして、ミステリ愛が感じられるのも好感。『このミス』とは相性が良くないが、本作は気に入ったし、続編も読みたい♬🎶2024/09/03

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

80
(2024-106)安楽椅子探偵物の連鎖短編集。安楽椅子探偵というとミス・マープルのように高齢者が多いのだが、このミステリーも探偵役は小学校の元校長。ちょっと異なるのはレビー小体認知症を患っている設定。孫娘の楓が持ち込む謎を正に推理だけで解き明かす。三話目「プールの人間消失」のように、同じ手がかりからハッピーエンドにもバッドエンドにも全く異なる物語が推理できるのも面白い。「9マイルは遠すぎる」は既読だが、ここで紹介されている作品は未読の物も多いので読みたくなった。★★★★2024/08/06

湯湖

64
レビー小体型認知症を患う祖父と孫娘の楓が軸となって、様々な謎を解いていく。いわゆる安楽椅子探偵モノで、読みやすくサクサクと読了。面白かったけど、上手くいきすぎじゃね?との思いが拭えない。それを言っちゃお終いなのだが、違和感というかモヤモヤが残る。あと楓と岩田と四季の三角関係だけど、この物語にラブの要素は要らんのよね。2024/09/11

よっち

42
レビー小体型認知症を患い介護を受けながら暮らす祖父。かつて小学校の切れ者の校長だった知性が生き生きと働きを取り戻す連作短編ミステリ。七十一歳となった現在、小学校教師である孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせる、古書に挟まれていた訃報記事の謎、居酒屋での密室殺人事件、プールから消えたマドンナ先生、全員で33人のクラスメイト、容疑者にされた同僚の岩田先生、碑文谷さんとストーカーの正体。時折切なさも感じさせながら、岩田やミステリ好きの四季との関係も絡めながら描かれるストーリーはなかなか良かったです。2024/04/05

Walhalla

34
いわゆる安楽椅子探偵ものですが、その設定がユニークです。祖父と楓さんとの息もあっていて、関係がとても良いですよね。読者が推理するのは、ちょっと材料が少ないように思わなくもないですが、推理にはいくつかバージョンがあったりして面白いです。『意思の力』という言葉がとても印象的でした。続編の『名探偵じゃなくても』も読みたいと思います。2024/09/04

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