出版社内容情報
阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督。「そらそうよ」「アレ」「おーん」と口数少なくとも印象に残る言葉で引っ張るリーダーは、なぜ阪神タイガースを強いチームに変革することができたのか。岡田監督曰く「普通のことを普通にやるだけ」というマネジメント手法=「人を動かす仕事のやり方」はどんなものなのか。岡田監督と40年来の付き合いがあるデイリースポーツ特別顧問の改発博明氏が明かす「岡田彰布の法則50」をもとに、人物像やその人間力を、まんがを入れながらわかりやすく解説していきます。
内容説明
阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督。圧倒的なスターが不在の若いチームは2023年、岡田采配の下、6割1分6厘という驚異的な勝率でセ・リーグを制し、黄金期にあるパ・リーグ王者のオリックスを倒した。なぜタイガースはここまで強いのか。岡田監督は何を言い、何をしてここまで勝ってきたのか。2023年の阪神タイガースを振り返りながら、岡田監督ならではの人を動かす仕事のコツを50の法則にまとめ、人物像や岡田語録とともに、まんがを交えて解説する。
目次
第1章 「人が動かない」はすべてリーダーのせい(普通にやったらええんや;ファインプレーに見えへんのがファインプレーや;四球も貢献として評価せな;起用法で役割を感じてや)
第2章 「言うこと」と「言わないこと」を意図して使い分ける(直に叱らんほうがええときも;成績だけが実力ちゃうで;関係ない騒ぎはほっといたらええ;自由にやったらええ)
第3章 一歩引いて観察しツボを押さえる(イジられても自然体で;先に動かず、いつでも動く;グーより強いパータッチ;選手のことは調べ上げるで!)
第4章 周囲と賢く関わりながら勝利に向かう状況をつくる(日本一の瞬間を徹底イメトレ;「最高です」は最低です;「アレ」の理由はお任せ;監督の仕事は少ない)
第5章 ブレない「あり方」で勝てる状況をつくる(感情で采配はせんよ;弱点も生かせばキャラや;失敗してからが監督の采配や;座右の銘は「道一筋」や;あと一年、やり切るで)
著者等紹介
改発博明[カイハツヒロアキ]
1957年1月16日生まれ、兵庫県出身。大阪芸術大学卒。80年、デイリースポーツ入社。84年から虎番記者。報道部長、編集局長を経て、2016年からデイリースポーツ代表取締役社長、神戸新聞社取締役。23年2月に社長を退任、現在はデイリースポーツ特別顧問
岩下梨花[イワシタリカ]
イラストレーター、デザイナー。各種媒体でイラスト、エッセイまんがの制作やデザインを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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BOY-KEN.Ⅱ
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