出版社内容情報
伯父家族に召使いのように使われる日々を過ごしていたリデル。彼女は伯父家族が作った借金のカタに、将軍・ウェラー侯爵と形だけの結婚をすることになるが、夫婦らしい会話もないまま侯爵は戦地へと向かってしまい、そのまま戦場で行方不明に……。さらに、侯爵直筆の離縁状を持った女性が現れ、リデルが動転するなか、記憶を失った侯爵も帰ってきたけれど、リデルとの距離感が近すぎる……? 二人が、お互いの「最愛」を見つけるまでを描く、不器用なラブストーリー。第10回ネット小説大賞受賞作。
内容説明
伯父の借金を知った男爵令嬢のリデルは、若き将軍フリードリヒ・ウェラー侯爵の求婚に頷くしかなかった…。彼が冷たい人だと分かっていても。しかし、侯爵が戦地で行方不明になったという知らせが届くと、リデルは動揺してしまう…。持ち込まれた侯爵直筆の離縁状、記憶喪失になって別人のようにリデルと距離を詰めようとする侯爵の帰還、それらは波乱の幕開けだった。望まぬ結婚から始まるシンデレラロマンス。第１０回ネット小説大賞金賞受賞作。
著者等紹介
別所燈［ベッショアカリ］
本作で第１０回ネット小説大賞金賞受賞。第５回アイリスＮＥＯファンタジー大賞銀賞受賞作『訳アリ公爵閣下と政略結婚しましたが、幸せになりたいです』（一迅社）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はなりん
12
webで途中まで読んでた作品でした。表題が変わっていて気づかなかった。両親を亡くし伯父に領地を乗っ取られて使用人同然の扱いを受け、更には婚約者も奪われ、借金の形に冷徹だと噂の侯爵に嫁ぐ事に。しかも侯爵からは契約結婚を提案され。侯爵と交流も無いまま、旦那様は戦争に行く事に。そして記憶を無くして帰ってきたら別人のように甘々な感じになっていて。よくあるシンデレラストーリーでした。記憶が戻って苦悩する旦那様の部分をもう少し楽しみたかったなぁ。2024/06/23
栗山いなり
5
家の借金のカタとして形だけの結婚をするハメになったリデルが幸せになるまでを描いたファンタジー小説。あの宝島社文庫がシンデレラロマンス！？と思ってたんだけど読んでみたらシンデレラロマンスの要素は抑えつつもメディアワークス文庫に匹敵するくらい真面目に作ってないなと思わせる作品だった2024/04/20
さなだ
1
図書館2024/02/13
