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出版社内容情報
江戸の人々は泰平の世を謳歌した一方で、厳しい階級社会の中、密通は死刑となり、住環境は声もつつぬけで覗き放題だった。しかし、こうした制約があるからこそ、より大きな性的快感を得ようと性技法を深化させたのである。本誌では、口吸い、手くじり、相舐(あいなめ)といった前戯から、九浅一深(きゅうせんいっしん)の腰づかいや曲芸的な体位といった本番技術まで、江戸の人々が考え出したテクニックを春画とともに紹介する。
【監修】
永井義男(ながい よしお)
1949年、福岡県生まれ。東京外国語大学卒業。1997年、『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞し、本格的な作家活動に入る。主な著書に、『秘剣の名医』シリーズ(コスミック出版)、『剣術修行の廻国旅日記』『江戸の性語事典』『吉原の舞台裏のウラ』(いずれも朝日新聞出版)、『江戸の性事情』(ベストセラーズ)、『江戸春画考』(文藝春秋)などがある。