出版社内容情報
2023年の秋スタートのNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の主人公のモデル・笠置シヅ子が残した自伝を復刊します。笠置シヅ子は、昭和23年に「東京ブギウギ」が大ヒット。「ブギの女王」と呼ばれ一世を風靡した昭和の大スターです。彼女の曲は今日に至るまでたびたびカバーされ、日本のポップスに多大な影響を与え続けています。本書は、そんな彼女の幼少期から歌劇・帝劇時代、そして娘のヱイ子氏が1歳の誕生日を迎えるまでのストーリーです。さらに親交のあった林芙美子、旗一兵、服部良一、榎本健一の「笠置シヅ子を語る」という寄稿も加えた一冊です。
内容説明
戦後の日本を「ブギウギ」で明るく元気にした笠置シヅ子唯一の自伝!生い立ちから、「ブギの女王」としての全盛期、最愛の人を亡くし、最愛の我が子を授かるまでを自らの言葉で綴る自伝を新装刊行!林芙美子(作家)服部良一(作曲家)旗一兵(演劇評論家)榎本健一(喜劇俳優)の原稿も収録。
目次
私という女(はしがき)
恩愛の海峡(幼年編・少女編)
青春押切り帳(歌劇時代・帝劇時代)
佳日ありき(色ざんげ)
運命の協奏曲(傷心編)
明るい二人三脚(涙を越えて)
歌姫の構図(笠置シヅ子を語る)
著者等紹介
笠置シヅ子[カサギシズコ]
1914(大正3)年8月25日、香川県大川郡相生村(現:東かがわ市)生まれ、大阪府育ち。1927(昭和2)年、大阪松竹楽劇部(現:OSK日本歌劇団)に入り、三笠静子の芸名で初舞台。その後、芸名を笠置シズ子と改め、作曲家・服部良一と組んでジャズ歌手として売り出すが、戦時中は敵性歌手として弾圧される。1948(昭和23)年1月に発売した「東京ブギウギ」が大ヒットし、“ブギの女王”と呼ばれる。1956(昭和31)年に歌手を引退、芸名を笠置シヅ子と改めて、映画やテレビドラマ、歌謡番組の審査員などで活躍した。1985(昭和60)年3月30日、70歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
Roko
ヒラP@ehon.gohon
Oh!やまびこ
BECHA☆
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