出版社内容情報
「上流階級や王族の主な娯楽は鹿狩り」「歯医者の概念がないこの時代、虫歯を引っこ抜く“抜歯屋”が職業として成立した」「葬儀で泣きわめくサクラ、“泣き女”が女性の定番職だった」……これらはすべて、実際に中世ヨーロッパで見られた光景です。このように「中世当時、城や都市部、農村で暮らす人々はそれぞれどのように暮らしていたのか?」「市民の仕事は? なにを娯楽としていたのか?」といった疑問を、豊富な図・イラストを用いながら分かりやすくひもといていく一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もだんたいむす
2
イラストが多く見やすいが内容は薄い。2024/02/24
左近
2
最近、カルチャーセンターで絵本制作を始めた家族が「私はこれから中世ヨーロッパ路線で行く!」と宣言。「だから資料として、これ買って」とキラキラお目々で訴えられる(笑)ルネサンスや近世と間違われがちな中世の正しい姿を、シンプルなイラストと共にわかりやすく解説。休日にリラックスしながら眺める分には、とても楽しいムック。農民の上着は洗濯せず、煙で燻すだけなんだ、なるほど。何だか『修道士カドフェル』シリーズを読みたくなってきた。未読分がかなり残ってるし…何の話?2023/09/19
読書家さん#Ov47TP
0
本が大きく文章が少なめなので読み易いではある。 その分内容も薄味なので、中世ヨーロッパについてのパンフレット程度といった印象。これを読んでもっと詳しく知りたいと思った分野はそれぞれお好みでお調べ下さい。みたいな。2024/01/29