出版社内容情報
「上流階級や王族の主な娯楽は鹿狩り」「歯医者の概念がないこの時代、虫歯を引っこ抜く“抜歯屋”が職業として成立した」「葬儀で泣きわめくサクラ、“泣き女”が女性の定番職だった」……これらはすべて、実際に中世ヨーロッパで見られた光景です。このように「中世当時、城や都市部、農村で暮らす人々はそれぞれどのように暮らしていたのか?」「市民の仕事は? なにを娯楽としていたのか?」といった疑問を、豊富な図・イラストを用いながら分かりやすくひもといていく一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むさみか
3
本が割と大型ですが 文章が少なく かなり薄めの内容 ここからさらに深堀するための準備本 という位置づけと思う 城建物の配置構造とか 職業の分かりやすい服装特徴 男女の違いなど 中世が舞台の小説を読んだりすると ぼんやりとしたイメージだったのが なるほどこういうことかというのが分かる2024/07/26
もだんたいむす
2
イラストが多く見やすいが内容は薄い。2024/02/24
左近
2
最近、カルチャーセンターで絵本制作を始めた家族が「私はこれから中世ヨーロッパ路線で行く!」と宣言。「だから資料として、これ買って」とキラキラお目々で訴えられる(笑)ルネサンスや近世と間違われがちな中世の正しい姿を、シンプルなイラストと共にわかりやすく解説。休日にリラックスしながら眺める分には、とても楽しいムック。農民の上着は洗濯せず、煙で燻すだけなんだ、なるほど。何だか『修道士カドフェル』シリーズを読みたくなってきた。未読分がかなり残ってるし…何の話?2023/09/19
Go Extreme
1
中世の社会:封建制度 身分制度 城と都市 農村生活 商業の発展 教会の影響 騎士文化 貴族の役割 戦争と防衛 王権の強化 民衆運動 文化と芸術:宗教美術 ゴシック建築 ステンドグラス 叙事詩 吟遊詩人 教会音楽 ギルド制度 聖人信仰 学問の発展 修道院の知識 日常生活:衣食住 農業と市場 祭りと娯楽 騎士の試合 信仰儀礼 戦争と軍事技術 騎士道精神 貧富の格差 交易の発展 歴史の変遷:十字軍 ルネサンスへの移行 教会の衰退 ペストの影響 民族対立 商業革命 国家形成 貨幣経済の発展 大学の誕生 政治変革2025/03/08
読書家さん#Ov47TP
0
本が大きく文章が少なめなので読み易いではある。 その分内容も薄味なので、中世ヨーロッパについてのパンフレット程度といった印象。これを読んでもっと詳しく知りたいと思った分野はそれぞれお好みでお調べ下さい。みたいな。2024/01/29