宝島社新書<br> 「脱炭素」が世界を救うの大嘘

電子版価格
¥990
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

宝島社新書
「脱炭素」が世界を救うの大嘘

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299042002
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

世界中で進められる「脱炭素=カーボンニュートラル」社会への試み。地球温暖化に端を発するこの潮流に潜む「不都合な真実」とは?
「再生可能エネルギー」促進で暴騰する日本の電気料金、メガソーラーによる自然破壊と災害リスク、「太陽光パネル」で目論む中国の世界支配、欧州自動車メーカーが「EV原理主義」に暴走する裏側――。
各分野のスペシャリストが「脱炭素社会」実現で危惧される“害悪”をレポート。一体、誰のための「脱炭素」なのか? 「環境にやさしい」に騙されてはいけない!

内容説明

世界中で進められる「脱炭素=カーボンニュートラル」社会への試み。地球温暖化に端を発するこの潮流に潜む「不都合な真実」とは?「再エネ」促進で暴騰する日本の電気料金、メガソーラーによる自然破壊と災害リスク、「太陽光パネル」で目論む中国の世界支配、欧州自動車メーカーが「EV原理主義」に暴走する裏側―。各分野のスペシャリストたちが「脱炭素社会」実現で危惧される“害悪”を徹底レポート。一体、誰のための「脱炭素」なのか?「環境にやさしい」に騙されてはいけない!

目次

第1章 「再生可能エネルギー」が日本を破壊する(世界的「脱炭素」で中国が一人勝ちの構図―「環境」優先で軽視される人権問題;メガソーラーの自然破壊と災害リスク―報道されない「太陽光発電」の暗部 ほか)
第2章 正義なきグリーンバブル(急進的「脱エンジン」宣言は投資家のため?欧州メーカーの「EV戦略」にトヨタが怒る理由;過激化する欧州「脱炭素」政策の真相 環境NGOとドイツ政府の“親密な”関係 ほか)
第3章 「地球温暖化」の暗部(現実を無視した「環境原理主義」は世界を不幸にする;新型コロナ起源論争でわかった「科学者の合意」ほど危ないものはない ほか)
第4章 国民を幸せにしない脱炭素政策(日本経済の屋台骨「自動車産業」を脅かす“自壊的”脱炭素政策の愚;問題山積の「水素エネルギー」を妄信 政府が推進する水素政策のナンセンス ほか)

著者等紹介

杉山大志[スギヤマタイシ]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。東京大学理学部物理学科卒、同大学院物理工学修士。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て現職。温暖化問題およびエネルギー政策を専門とする。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、産業構造審議会、省エネ基準部会等の委員を歴任。産経新聞「正論」レギュラー執筆者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rico

56
その人たちは何故そのような主張をするのか。あえて読んでみる。思ったほど「トンデモ」ではないし「なるほど」と思うところも。水素戦略の危うさ、ESG投資がフルシットジョブを生んでる的な主張には思わず拍手!でも主流にはならないだろうし、「脱炭素」を戦略的に生かせなかった日本の政策的失敗はどうしようもない。結局、立位置と見ている時間軸の違いかな。今この国に生きている人々を優先するのか、世界全体と未来を生きる人々の幸せを目指すのか。折合いがつかない難しさ。原発を推しながら廃棄物への言及が全くないあたりが象徴的かも。2023/11/22

ゴリポン先生

0
この本では色々な方が地球温暖化CO2原因論や再生可能エネルギーについての実態を述べていますが、いくら正論を言っても政治的または金銭的動機で動いている人たちには効かないのだなあと思いました。2023/09/19

Akim

0
脱炭素だけでなく、環境問題に絡んだ政治問題、経済問題が論じられている。賛同できる部分も多いが、少し割引いて読まないといけない部分もあった。2023/06/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21126091
  • ご注意事項