出版社内容情報
かわいいイラストと、くすりと笑える“どんまい”な動物たちのエピソードが詰まった図鑑シリーズのデラックス版が登場。
内容説明
クスッと笑えて癒やされる、大人気“どんまいシリーズ”のベスト版が登場!選りすぐりのおもしろエピソードで思いっきり笑おう!
目次
第1章 身近な場所で会えるどんまいないきもの(ヤモリにとってゴキブリはごちそう;トサカが真っ赤っかなニワトリには近づかないほうがいい ほか)
第2章 どんまいな赤ちゃんどうぶつ(アフリカレンカクの赤ちゃんはパパの体にあえて挟まっている;コアラの赤ちゃんはのど飴みたいな匂いがする ほか)
第3章 どんまいな犬と猫(子どもの頃で比べてみた;イメージとのギャップで悩むコンビ ほか)
第4章 どんまいなちっちゃいいきもの(チンチラはひとつの毛穴から100本毛が生えている;ウサギにとってうんこは栄養サプリメント ほか)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
哺乳類動物学者。1944年、東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画(IBP)調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加する。上野動物園の動物解説員を経て、静岡県の「ねこの博物館」館長。現在は自然教室「けもの塾」も主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
34
いやあ~、どんまいないきものたち。素晴らしいなあ~。とはいえ、どれもこれも進化・環境対応の結果なのだと思うと、それぞれ理由がある。このあと、どんなふうになっていくのだろうかと想像するだけで楽しくなる。2023/06/11
そうさん
5
9歳。一人読み。2023/08/12
必殺!パート仕事人
1
『残念な~』シリーズとは違いました。どんまいな赤ちゃんが興味深かったです。母カエルの胃の中で育つカモノハシガエル、絶滅したのが1980年だとは。牛の赤ちゃんは満月の夜に生まれる、は統計的に有意だそう。文章を書いた人は発行者の蓮見氏?人間の赤ちゃんも満月か新月に多く生まれるそうですよ。2024/08/21
siomin
1
向こうがざんねんないきものならば、宝島社ならばどんまいないきもの。二番煎じ感は否めないが、なかなか面白い記述もあります。バチカン市国ではカピバラは魚扱いというのは、日本ではウサギが鳥扱いなのに通じて面白いですね。日本のサザエは2017年に新種だとわかったとか、カメレオンの舌が獲物を捕まえる仕組みがわかったのは2016年のことだとか、馴染み深い生き物でもわかっていないことが多いんだなと思います。2023/12/18