出版社内容情報
現代の「知の怪物」、作家・佐藤優が世界の名作「古典」200冊を紹介する、読書ガイドの決定版です。古典には時代の評価と、教養の真髄が詰まっており、いつ誰が読んでも間違いのない推薦図書といえます。佐藤氏がジャンルごとにセレクトした200冊の古典を紹介。概略、書かれた時代背景、名作といわれる理由など、1作品1分でわかる名作古典ガイドです。
※本書は2020年9月に刊行した『一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊』を改題し新書化したものです。
内容説明
本書は、作家・佐藤優氏が今の時代に読むべき「名著」として200作品の古典をセレクト、その概要を紹介するブックガイドとなっている。なぜ今、古典なのか?佐藤氏は、不確実な時代を生き抜いていくとき、古典こそが力強い道標になるという。時代を超えた普遍性をもつ古典を読むことで、「今」を考える力、他者の主張を相対化して考える力、そして知的体力と多様性を認識する力を身につけることができるはずだ。永久保存版。
目次
第1章 生きること、人間の本質を考える(『君たちはどう生きるか』;『人生論ノート』 ほか)
第2章 世の中の仕組みを俯瞰する(『エルサレムのアイヒマン』;『ソフィーの世界』 ほか)
第3章 政治・経済・社会の本質を知る(『国家の品格』;『わが闘争』 ほか)
第4章 日本という国を見渡す力をつける(『菊と刀』;『昭和16年夏の敗戦』 ほか)
第5章 物語を味わいながら世界を感じる(『カラマーゾフの兄弟』;『復活』 ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年に著した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。06年の『自壊する帝国』(新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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