宝島社新書<br> 地球温暖化「CO2犯人説」の大嘘

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宝島社新書
地球温暖化「CO2犯人説」の大嘘

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299039842
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

地球科学者の9割は、脱炭素のウソを知っている!
「環境ビジネス」でいったい誰が儲けているのか――


若き活動家、グレタ・トゥーンベリさんのスピーチにおいて繰り返された、
“How dare you!” (よくもぬけぬけと!)というフレーズは記憶に新しい。

世界中が正しいと思い込まされている「脱炭素社会の実現」だが、その実、
国連主導の地球温暖化人為起源CO2説にはねつ造や欠陥が含まれていることを指摘する専門家は少なくない。

本書では、環境保護運動の科学的検証と経済合理性を大テーマに、「CO2犯人説」などの矛盾と危険性について掘り下げる。

●異常気象の原因は「偏西風の蛇行」
●欠陥だけけのIPCC気候変動モデル
●グレタさんが中国批判しない理由

※本書は2020年2月に小社より刊行した単行本『地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』を改訂し、新書化したものです。

【目次】
第1章 地球温暖化の原因は人為起源CO2ではない
第2章 IPCCとメディア報道の嘘
第3章 本当の地球環境問題とは何か?
第4章 国連が招くカオスとプラネタリー・バウンダリーの真実
第5章 人類史上最大の試練の時代
終 章 これからどうすべきか?

内容説明

若き活動家、グレタ・トゥーンベリさんのスピーチにおいて繰り返された「How dare you!(よくもぬけぬけと!)」というフレーズは記憶に新しい。世界中が正しいと思い込まされている「脱炭素社会の実現」だが、その実、国連主導の「地球温暖化人為起源CO2説」にはねつ造や欠陥が含まれていることを指摘する専門家は少なくない。本書では、環境保護運動の科学的検証と経済合理性を大テーマに、「CO2犯人説」などの矛盾や危険性について掘り下げる。

目次

第1章 地球温暖化の原因は人為起源CO2ではない
第2章 IPCCとメディア報道の嘘
第3章 本当の地球環境問題とは何か?
第4章 国連が招くカオスとプラネタリー・バウンダリーの真実
第5章 人類史上最大の試練の時代
終章 これからどうすべきか?

著者等紹介

丸山茂徳[マルヤマシゲノリ]
1949年、徳島県生まれ。東京工業大学名誉教授。地球と生命の起源と進化を研究。地質学的手法を中核としながら俯瞰科学による超学際研究を推進。地球史を通じた大規模な表層環境変動を支配するのは、宇宙線‐太陽活動‐雲の量の相互作用であるという地球システム変動のメカニズムを導いた。2000年米国科学振興協会(AAAS)フェロー選出、06年紫綬褒章受章。14年、日本人で4人目となる米国地質学会名誉フェローに選出

川島博之[カワシマヒロユキ]
1953年生まれ。開発経済学者。ベトナムの複合企業グループであるビン・グループの主席経済顧問。東京大学工学系大学院博士課程修了。工学博士。農水省農業環境技術研究所、東京大学農学部准教授を経て現職

掛谷英紀[カケヤヒデキ]
1970年生まれ。筑波大学システム情報系准教授。88年、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・情報通信研究機構)研究員を経て、現職

有馬純[アリマジュン]
1982年、東京大学経済学部卒。同年通商産業省(現・経済産業省)入省。主に国際エネルギー協力、地球環境問題に関与。2015年8月より東京大学公共政策大学院教授。その他に国際大学客員教授、21世紀政策研究所研究主幹、アジア太平洋研究所上席研究員。東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)シニアポリシーフェロー、IPCC第6次評価報告書執筆者など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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読特

34
「温暖化はCO2が原因」決めつけは常に危うい。科学とは不確実性に溢れた自然の中に確からしいことを見出すこと。より高い可能性を示し、行動の選択を極力誤らせないようにするもの。直感の方が正しいこともある。「CO2の温暖化への寄与度は低い可能性が高く、将来起こり得る危機への対処を間違える恐れがある」…科学に誠実になればまわりくどい指摘になる。歯切れが悪い。だから根拠が薄弱でも決めつけてくれる「CO2犯人説」に大衆は流れる。否定の可能性も追求しなければ信憑性は得られない。反証を封印しようとするのは後ろめたさから?2023/09/04

KAN

14
科学の発達は無条件で「善」であり、世界がより「善く」なる、という思い込みを利用して、自己の都合の良い世界にしていこうとする学者、専門家たち。そしてその科学的結論を伝えるのみで、その価値観については中立的であろうとするマスコミを始めとする媒体は最終的に無責任言論となって世界を善くもし、悪くもする。科学者同士で議論する事で「善く」なる世界を作り出さなければ、単なる害悪でしかなくなるのでは。2023/04/20

Geo

4
地球の気候変動に関する授業のネタとして読んでみました。過去の気温変動や海水準変動など、サイエンスが何をどのように明らかにしたかというところをしっかりと学ばなければと感じました。著者の一人は情報の真偽を吟味するための拠りどころなるのが高校で習う知識だと述べており、著者がいうように自分で調べて自分で考えることの大切さを改めて感じます。 2023/07/29

Oki

2
二酸化炭素排出と地球温暖化の結構な情報bitが得られた。 しかし、二酸化炭素排出が今の地球温暖化の主原因で危機的かどうかの判断は専門でない者にはわかり得ない、という事はわかった。 また、地球は人類なしでも、ここ数百万年単位で今の温暖化の40倍以上の大きな気候変動を経験している事は確からしい。(地球の年齢は数十億年単位) そして、二酸化炭素犯人説に対して疑義を唱えるのはプーチンや習近平に逆らうような難易度がある事も確からしい。 ただ、強欲資本主義に対する方便としてのブレーキの役割がある事もまた確からしい。2023/09/07

ワヌキチ

1
地球温暖化ビジネスですね。2025/02/10

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