内容説明
自分の頭で考える力、回復力、やり抜く力、自己表現力、協働力――全米のトップスクールで行われている「世界№1の教育法」とは。グローバル企業がいま最も重視している<子どもに必要な5つの資質>を伸ばす法!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
48
アメリカの最先端&超エリートの子育て法で、トップクラスの教育環境と経済的に恵まれている土台があった上で…という面もあるけれど、著者が日本育ちで日本の文化や思考をよく分かってくれている(というかそう育ってきた)ため、今日本にいるわたしたちでも、家庭でできる具体的な接し方が書かれてあるのがとても良かった。出る杭になれ!は正に日本人だからこそ書ける表現だし強いメッセージを感じました。子どもに考えさせること、好きなことを見つける機会を作ること、学校以外のコミュニティを作ることはすぐやろう!2018/12/15
たまきら
39
自分はDC近郊の公立高校を卒業したので、いろいろ懐かしく読みました。高校で面白かったのは大学などからスカウトが来ていたことです。制服まぶしい美男美女を備えた軍も来てたなあ。自分は美大に行くつもりだったので、作品を見せて自己PRしました。満足の行く学校に行けましたが、この本を読みながらしみじみ親の重要性を感じました。幸福感、自己肯定感。家でしか与えられないものだと思います。昨日ずる休みした娘さん、今日はスキップしながら学校に行きました。2022/02/18
キク
33
娘が全米最優秀女子高生となった著者の、アメリカの先進的学校から学んだ教育論。「思考力」「コミュケーション力」「心の回復力」「実行力」という、非認知能力が大事だという。仕事柄、上場企業の役員から、自分の名前以外漢字を書けない職人さんとかとも付き合ってきた。で、思うのが「学歴と知識はある程度比例関係がありそうだけど、学歴と知恵には比例関係はないな」ということです。知識がある事と、どのように生きていくのかという知恵は別の物差しなんだと思う。漠然と感じていたことだけど、この本を読んではっきりとそう実感しました。2021/02/19
moshi
8
なんとなく今の流行りに乗ってみたようなタイトルだけど、中身はちゃんとした育児書。思考力、コミュニケーション能力、レジリエンス、長所、協働力の伸ばし方とその習慣が書かれている。ビジネスパーソンにウケそうな内容。元ビジネスパーソンの私としては「楽しそう!!」とワクワクするけど、「めんどくさい」と思う人も多いだろうな。でも、ここに書かれてることはどれもこれも大事なことだと思う。特にレジリエンス(回復力)。それ細かく分析して、実際の行動アイディアを知ることができるのが、良かった。2019/07/22
Sayaka
8
なかなか興味深い内容だった。佐藤ママの本みたいなのを想像していたので真逆でびっくり。子供の頃は子供らしく、パッション、協働力。ネガティブなことは言わない。日本の本は著者の経験則で書かれていて、自分の子供さえ賢くなればそれでいい、という論調の物が多いが、こういう本は全体のことを考えていて、とてもバランスがいいという印象を受けた。2019/02/16
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