出版社内容情報
経済を動かす金利のしくみをゼロから学ぶ一冊です。インフレ・デフレとはそもそも何なのか、貯蓄や投資はどう取り組むべきなのかなど、マネーリテラシーを上げるメソッドを解説していきます。米国のインフレと利上げによる株価下落や、日本のゼロ金利政策など、2023年も注目が続く金利についてわかりやすく学べる、「見るだけノート」シリーズの最新刊です。
内容説明
金利は誰が決めている?住宅ローンは変動と固定どっちがいい?金利と株価はどう関係している?金利が上がると給料も上がるの?単利と複利は何が違うの?金利が動くと経済はどう変わる?2時間で身につくお金の知識ぜんぶ。
目次
1 知っておきたい金利のキホン
2 金利の変動にまつわるメカニズム
3 金利の代表選手!債券のしくみを理解する
4 金利をコントロールするプレイヤーたち
5 金利の動向を経済予測に活用する
6 暮らしに役立つ金利のしくみ
著者等紹介
角川総一[カドカワソウイチ]
1949年生まれ。証券関係専門紙を経て、1985年に株式会社金融データシステムを設立、代表取締役に就任。日本初の投信データベースを管理・運営。マクロ経済から個別金融商品まで幅広い分野をカバーするスペシャリストとして、各種研修、講演、テレビ解説のほか、FPなど通信教育講座の講師としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
11
金利は将来のお金との交換条件であるとして、貸し方と借り方それぞれの見方から債権利回りまで金利の基本を解説していく内容。物価と金利はかつて理論上は関連付けられていたが、今は物価が上昇しても消費者は節約行動をとるので必ずしも金利は上がらない。日本全体で見れば政府を含めた企業は預金よりも借入の方が多いため、金利が上昇すると困る状況がまだまだ続く……2023/04/18
しろくまZ
10
分かりやすい。債券価格と金利の関係、コール市場、コール金利を知ることが出来ただけでも、収穫があった。2024/06/10
多喜夢
7
金利についての分かりやすい解説本。著者の類似本を読んでいたため読みやすかったが、実際の内容についてはすでに忘れてしまっている。もっと勉強しなくてはいけないなと実感。何度も読み返す必要あり。コロナ禍、ウクライナと現時点では最新の情報。2023/06/21
ユウティ
4
細切れな感じで今ひとつ集中しにくかった。もうちょっと流れがはっきりしている方が好みだなあ。パラパラとめくるにはいいのかな。2024/07/02
ぴよよ
3
完全に分かったわけではないものの、少しだけ経済のこと、金利のことがわかった2023/12/28