出版社内容情報
原価を圧縮する努力をしているのにお客さんの入店が増えない、客単価が上がらない、契約がなかなか取れない……そんなビジネスの場面でよくあるさまざまな困った状況に対し、行動経済学の知見に基づく「どう解決するべきか?」をクイズ形式で出題。豊富なまんがで一見難しそうな話も分かりやすくストーリー仕立てで解決。行動経済学の知識に触れながら、「流されないコツ」あるいは逆に「人を動かすコツ」「自分を動かすコツ」が学べます。
内容説明
相手に意識させることなく自然に買わせたい、提案を通したい、交渉を有利に運びたい…そんなときに役立つのが行動経済学の知識。人が無意識に行っている思考と選択のクセを解明する行動経済学を使えば、ほかにも人間関係を改善したり、投資の判断ミスを防いだり、今度こそダイエットを継続させることも可能になります。ラクに結果を出すのに便利な行動経済学のポイントだけを厳選し、クイズ形式で楽しくお届けします。
目次
Introduction 無意識に選択を誤る人間の性質を解明する行動経済学とは?行動経済学の役割とテーマ(行動経済学と経済学はどう違う?―経済学との違い;人間の「非合理さ」とは、どんなところに表れる?―人間の非合理さ ほか)
1 売上上昇、成約率アップ!ビジネスの「数字」につなげよう 仕事で使える行動経済学(ちょっと高めのメニューを定番商品にして売上を伸ばすには?―極端の回避性;売上を伸ばすために、値付けで工夫できることといえば?―アンカーリング効果 ほか)
2 やる気が変わり、協力関係が向上!職場の生産性を高めよう 人間関係で使える行動経済学(リモートワークでもメンバーがサボらないようにするには?―ピア効果;教育係として新人と絆を深め、仕事へのコミットメントを引き出すには?―返報性 ほか)
3 判断ミスによる損失を最小に!「負けない」投資・運用ライフを送ろう マネーライフに使える行動経済学(マネープランや投資活動で結果を出すのが難しいのはなぜ?―プロスペクト理論;損をしているとわかっているのにやめられないのはなぜ?―サンクコスト効果 ほか)
4 生活面で未達成の目標を解決!「できない自分」から抜けだそう 日常生活に使える行動経済学(ダイエットを継続するためにやっておきたい準備とは?―現在バイアス;ピアノのレッスンをやめたい子どもをうまく引き留めるには?―エンダウド・プログレス効果 ほか)
著者等紹介
平野敦士カール[ヒラノアツシカール]
経営コンサルタント。カール経営塾塾長。株式会社ネットストラテジー代表取締役社長。社団法人プラットフォーム戦略協会代表理事。麻布中学・高校卒業、東京大学経済学部卒業。日本興業銀行、NTTドコモを経て現職。早稲田大学ビジネススクール(MBA)非常勤講師、ハーバード・ビジネス・スクール招待講師、BBT大学教授を歴任。日経ビジネススクール講師、早稲田大学エクステンションセンター講師。上場企業を中心に数多くの会社のアドバイザー、研修講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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