出版社内容情報
日本のアニメ創成期より数々のヒット作を世に出したタツノコプロ創業者のひとり、吉田竜夫が果たしてきた仕事を、画家・天野喜孝、メカニックデザイナー・大河原邦男、アニメ監督・笹川ひろし、プロダクションI.G会長 石川光久、ぴえろ創業者 布川ゆうじなど9名のタツノコプロで育った者たちの証言によって、紐解いていきます。『科学忍者隊ガッチャマン』『昆虫物語みなしごハッチ』など誰もが知る名作に隠されたドラマや込められた思いなどを満載。アニメファンのみならず、その熱きドラマに胸が熱くなる1冊です。
内容説明
アニメ界のカリスマ情熱の物語。タツノコのDNAを受け継ぐ者たちが語る天才の軌跡。
目次
1 未知の世界への新たな旅立ちと葛藤(己たちの作品を世に出すために情熱をつらぬく―“勉強”から始まった『宇宙エース』;スタッフを鼓舞し右腕に信頼される決断を重ねる―右腕が入社を決めた『宇宙エース』第1話 ほか)
2 集まった才能を束ねて行く道を示す(全員で作品をつくり上げるために全員で規律を守る―『昆虫物語みなしごハッチ』とタイムカード;「世界の子どもたちに夢を」この言葉がタツノコの道を決める―『昆虫物語みなしごハッチ』で夢を与える ほか)
3 作品に託す絵描きとしての矜持(信用した男に仕事を託す「二言はないな」―『破裏拳ポリマー』の主役は誰か?;「こうしろ」とは言わない個々の力を見極め、認める―『科学忍者隊ガッチャマン』で認められた若き才能 ほか)
4 才能集団を率いるカリスマが見すえる先(暗中模索を経て形になる そこへ走り出せる道筋をつける―7話目から走り出した『タイムボカン』;各部署の団結力を会社の力として昇華させるリーダー―『ヤッターマン』視聴率28.4%がもたらした称号 ほか)
感想・レビュー
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Tatsuhito Matsuzaki
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