宝島社新書<br> 古代史の定説を疑う

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宝島社新書
古代史の定説を疑う

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299034595
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0220

出版社内容情報

2000年代から考古学的な発掘調査は飛躍的な発展を遂げている。新たな発掘成果は、古代史の何をどこまで明らかにしているのか。本書は、従来の説に一石を投じる近年のさまざまな発掘成果をもとに、古代史を時代別に整理・検証する内容です。最新研究から歴史の真実に迫る一冊。

内容説明

教科書の改訂は4年に一度しかされず、学会で常識となった説が反映されるにはさらに長い期間を要する。そのため、私たちが「定説」と思っている歴史が、疑問視されているケースは少なくない。過去20年、発掘調査による新たな発見が相次ぐとともに、AIシミュレーションや古気候学、DNA解析などの科学的手法の急速な発展によって、新たな事実が解明されるようになってきた。本書では、最新発掘調査と最新学説から、新たな「古代日本の姿」を探る。

目次

第1章 旧石器時代~縄文時代(人類はいつ日本列島に到達したのか;港川人は日本人の先祖なのか ほか)
第2章 弥生時代(日本の稲作はいつはじまったのか;日本の稲作は中国大陸から直接伝わったのか ほか)
第3章 古墳時代(ヤマト王権は邪馬台国を継承した王権なのか;初期ヤマト王権の大王は絶対君主ではなかった ほか)
第4章 飛鳥時代(蘇我氏と物部氏の対立の原因は仏教だったのか;崇峻天皇暗殺の首謀者は誰だったのか ほか)
第5章 奈良・平安時代(なぜ墾田永年私財法はつくられたのか;延暦寺は平安京の鬼門除けだったのか ほか)

著者等紹介

瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科教授

水谷千秋[ミズタニチアキ]
1962年、滋賀県大津市生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士課程満期退学(国史学)。博士(文学)。堺女子短期大学教授・副学長。日本古代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

50
定説も歳月がたてば、変化していく。最新の情報を知りたくて、読んでみた。考古学はやはり、かつての定説が崩れ去り、思いもよらない事実が明らかになっている。発掘の次第によって、日本の古代像の常識が左右されるのだから、片寄った発掘は誤った歴史像につながりかねないと危惧する。古墳時代からは文献との関係が重要になってくるので議論百出となり、事実をどのように解釈、評価するかが焦点なので、変化の様相が違ってくる。印象としては、昔の定説にこだわらず、新しい説・見方が決して奇異でない形で、どんどん提出されているように思った。2022/10/28

Humbaba

2
歴史上に起こった事象は現在何をしたところで変わらない。しかし、調査が進めば進むほどにこれまで知られていなかった事実が明らかになったり、解釈が変わってきたりする。歴史は事実でも歴史書は人が描いたものである以上はその人の解釈や誤りが含まれる。定説として知られていることでも実際には違っているということもあるので、疑いを持った目で調べなおしてみれば新しい事実が見つかるかもしれない。2023/11/04

Jimmy

2
う〜ん、あまり定説を覆す近年の考古学的発見を紹介してはいませんね。ちょっと残念。2022/11/12

うたまる

1
古代史についての最新の学説紹介の書。めっちゃ面白い。面白いんだけど、やはり玉石混淆は免れない。新説の証拠となる遺物が見つかったり史料の解読が進んだりしたなら説得力もあるが、裏付けのないただの珍説奇説もまた多い。特に女性天皇が揃いも揃って謀殺の黒幕だったなんて、昨今の情弱の陰謀論と大差ない。よって読者による取捨選択は必須のように思えた。以下、収穫の一部。「蒼天すでに死す黄天まさに立つ、は噴火により本当に空が変色した」「硯の発見で文字があった可能性が高まった」「平安貴族はハードワークで全く優雅ではなかった」。2023/09/12

Megumi Hirayama

1
先史・古代から平安に至るまでの最新の研究について紹介。今話題の『土偶を読む』のことまで言及されていたので、ホントに新しい。とはいえ、新説はこれから検証されて行くもので、確実になったものではない。そこのところを踏まえながら読むと、楽しめる。2023/06/22

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