出版社内容情報
豊富な図解とまんがでランドパワーとシーパワー、新冷戦の構図がよくわかる! ロシアのウクライナ侵攻をはじめ、世界各国の紛争は地政学に基づいて起きています。本書はまんがと図解を用いて、地政学の観点から現在の世界情勢を解説。地政学の基本を理解した後、エリアごとに主要な政争・紛争等の原因を解説してきます。
内容説明
地政学を学べば、世界が見える。そして、「制約条件下で最大限の成果を目指すには?」を考え抜く戦略思考を取り入れることもできる。本書はそんな地政学をまんがと図版で解説する。「たけ寿司」でアルバイトをする八嶋七海は、普通の高校生。ダブルワークで一緒に働くロシア人のアンナの交渉力に驚き、「みんな仲良くすればいい」という幻想の甘さを痛感する。七海は地政学を通して、生き残るために交渉し、ときに戦う、したたかな精神を学んでいく!
目次
地政学ってどんな学問?
なぜ今こそ地政学なのか?
第1話 地政学って何?(世界情勢がクリアに見えてくる!地政学の考え方を知る;地政学的な強みと守るべきもの 地政学で見る日本;最強のシーパワー国家のこれから 地政学で見るアメリカ)
第2話 それぞれの正義(アメリカと渡り合うための構想と手段 地政学で見る中国;ハートランド大国の伝統的思考回路 地政学で見るロシア;シーパワーとランドパワーそれぞれの利害 地政学で見るイギリスとヨーロッパ)
第3話 誰と組み、何を得るか(大国との巧みな距離感で成長を図る 地政学で見るインド・東南アジア;大国の思惑に翻弄され争いが絶えない 地政学で見る中東)
著者等紹介
山内昌之[ヤマウチマサユキ]
1947年、北海道札幌市生まれ。東京大学名誉教授。歴史学者。北海道大学大学院博士課程中退、東京大学学術博士。専攻は国際関係史と中東・イスラーム地域研究。現在、武蔵野大学国際総合研究所特任教授。神田外語大学日本研究所客員教授。モロッコ王国ムハンマド5世大学特別客員教授。これまでカイロ大学客員助教授、東京大学教養学部助教授、トルコ歴史協会研究員、ハーバード大学客員研究員、東京大学大学院教授、明治大学特任教授も務める。主な著書に、1984年発展途上国研究奨励賞(著書『現代のイスラム』)、1987年サントリー学芸賞(著書『スルタンガリエフの夢』)、1990年毎日出版文化賞(著書『瀕死のリヴァイアサン』)、1991年吉野作造賞(著書『ラディカル・ヒストリー』)、2002年司馬遼太郎賞(歴史学・イスラーム研究の業績に対して)、毎日出版文化賞(共編著『岩波イスラーム辞典』)がある。2006年に紫綬褒章を受章
小山鹿梨子[コヤマカリコ]
まんが家。『別冊フレンド』(講談社)の読み切り「保健室の鈴木くん」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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