出版社内容情報
モノの値段は上がっているのに、労働者の給料は減り、購買力が低下する――モノと労働の値段が比例関係で上昇するインフレではなく、モノだけが値上がりする「スタグフレーション」。社会の教科書でさらっと触れただけの経済用語が、日本で現実に起ころうとしています。その理由とメカニズム、これ以上スタグフレーションに陥らないための処方箋を、若手人気経済評論家がわかりやすく説明します。
内容説明
モノの値段は上がっているのに、働く人の給料は減り、購買力が低下する―モノと労働の値段が比例しながら上がるインフレではなく、モノだけが値上がりする「スタグフレーション」。教科書でさらっと触れただけの経済現象が、日本で現実に起ころうとしています。コロナ禍によって世界的なインフレが進むなか、日本だけがそうなる理由とは何か、またどういったメカニズムで生じたのかを、人気若手経済評論家がわかりやすく解説。日本がこの災禍を食い止める処方箋も提示します。
目次
第1章 日本を襲うスタグフレーション
第2章 コロナが巻き起こした世界的なインフレ
第3章 日本はデフレを脱却したのか?
第4章 日本を襲った悲劇
第5章 日本経済の処方箋
第6章 日本の未来予想図
著者等紹介
森永康平[モリナガコウヘイ]
1985年生まれ。金融教育ベンチャーの株式会社マネネCEO。経済アナリスト。日本証券アナリスト協会検定会員。証券会社や運用会社にてアナリスト、ストラテジストとして日本の中小型株式や新興国経済のリサーチ業務に従事。業務範囲は海外に広がり、インドネシア、台湾などアジア各国にて新規事業の立ち上げや法人設立を経験し、事業責任者やCEOを歴任。現在はAI企業のCFOを兼務するなど複数のベンチャー企業の経営にも参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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