出版社内容情報
累計12万部突破の人気シリーズ最新刊!
薬剤師の毒島さんに憧れる爽太の前に、彼女の恩人だという男性・宇月が現れた。
薬のプロである毒島(ぶすじま)さんと漢方医学のプロである宇月は、その知識でトラブルを鮮やかに解決していく。
記憶喪失の女性が高価な薬を捨てたのはなぜ? 悪質なマルチ商法をどう止める? 二人の親密さに焦る爽太。
そんななか、職場の先輩・馬場さんが、有毒植物ばかりを育てる怪しい女性と婚約すると言い出し……。
内容説明
薬剤師の毒島さんに憧れる爽太の前に、彼女の恩人だという男性・宇月が現れた。薬のプロである毒島さんと漢方医学のプロである宇月は、その知識でトラブルを鮮やかに解決していく。記憶喪失の女性が高価な薬を捨てたのはなぜ?悪質なマルチ商法をどう止める?二人の親密さに焦る爽太。そんななか、職場の先輩・馬場さんが、有毒植物ばかりを育てる怪しい女性と婚約すると言い出し…。
著者等紹介
塔山郁[トウヤマカオル]
1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kk
136
薬剤師の毒島さんがホテルマンの爽太くんを従えてさまざまな謎を解いていくシリーズの第四弾。本作では毒島さんの先輩薬剤師が登場して大活躍。爽太くん目線で読むと、ちょっと心がザワザワしたりします。いつもながら薬にまつわるアレコレが自然な形で紹介されていますが、今回は特に漢方についてのお話が勉強になりました。ストーリー的にはちょっと重めですが、何というか、良い具合に捻ってある感じで、読後感は良かったです。毒島さんと爽太くんの関係性にも、そこはかとなく明るい萌し?2022/03/06
ひさか
108
2022年2月宝島社文庫刊。書き下ろし。私は誰,ここはどこ、サプリメントと漢方薬、秘密の花園、の3つの連作短編。前巻(毎月刊行だな)と同様なやや無理感のある展開だが、薬機法の話等、面白い話題で飽きない。薬剤師の毒島さんとホテルマンの爽太くんの関係はあいかわらず進展がないものの二人の関係は微笑ましい。2023/01/19
fuku3
104
2022.3.13読了。シリーズ第4弾。薬剤師の毒島さんとホテルマンの水尾くんの恋愛お仕事小説!①ホテルの客の一人が帰る家や住所が分からず部屋のゴミから高価な薬が捨てられていた!毒島さんにも手伝って貰い認知症のご婦人の正体を突き止めた!②水尾の同僚、落合の母が怪しマルチ商法のサプリメントを購入!水尾は毒島と毒島の友人、宇月とマルチ商法を撃退!③水尾の先輩、馬場が美人で金持ちの四十代の真由美と婚約した!真由美は糖尿病で父親と前夫を無くしていた!下北沢の一軒家の庭には珍しい有毒植物が多数樹生していた!2022/03/13
Ikutan
91
ホテルマンの爽太が薬剤師の毒島さんに助言を受け、薬に纏わる謎から事件を解決していくシリーズ第四弾。第一話は、ごみ箱に捨てられていた高額な薬とタクシー会社のレシートから、宿泊した認知症の女性の身元を探るお話。第二話は、悪質なマルチ商法でサプリメントを購入するフロントの落合さんのお母さんのお話。第三話は有毒植物ばかり育てている怪しい女性と婚約したあの糖尿病の馬場さんのお話。今回は毒島さんより、漢方に詳しい先輩の出番が多かったな。サクサク読めるけれど、捻りもあって楽しいシリーズ。次回こそ爽太の恋心も前進かな。2022/03/30
ma-bo
88
シリーズ第4弾。今回は漢方医学のプロである宇月さんが登場。薬剤師の毒島さん今回はサポート役に徹している感じ。薬に関する知識も得られるこの作品、安定の面白さ。2022/08/14
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- 和書
- 社会制御過程の社会学