出版社内容情報
習近平の中国共産党政権が、社会と経済への統制を一段と強めています。“習近平思想”の履修義務化をはじめ、外国人アイドルの応援禁止、脱虚向実、共同富裕といったキーワードが次々と出てきます。これは何を意図したものなのか、毛沢東の掲げた文化大革命と何が異なるのか、そして国家の末路は……。中国を一番よく知る石平(中国問題評論家)氏が、わかりやすく解明します。
内容説明
習近平の中国共産党政権が、社会と経済への統制を一段と強めている。“習近平思想”の履修義務化をはじめ、外国人アイドルの応援禁止、脱虚向実、共同富裕といった奇妙なキーワードが次々と出てくる。これは何を意図したものなのか、毛沢東の掲げた文化大革命とは何が異なるのか。暴走する習近平と中国の末路は…中国を一番よく知る著者が明快に斬る!
目次
第1章 文化大革命とは何だったのか(20世紀最大の殺戮者・毛沢東;一帯一路の新植民地主義 ほか)
第2章 改革開放の行き先(「大鍋論」から「先富論」への転換;世界の孤児となる中国 ほか)
第3章 悪夢再来了・文化大革命再び(習近平の生い立ち;李克強との確執 ほか)
第4章 習近平王朝の崩落(大きな子供・習近平の外交の稚拙;アメリカに次いでカナダまで怒らせた中国 ほか)
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年、中国四川省成都に生まれる。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に日本に帰化。中国や日中関係の問題について、精力的に講演・執筆活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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