宝島社文庫 このミス大賞<br> 看守の流儀

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宝島社文庫 このミス大賞
看守の流儀

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  • サイズ 文庫判/ページ数 412p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299025265
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「いやぁ、これは久しぶりのドストライクだった」――横山秀夫
「読んで損することは絶対にない。必読である」――池上冬樹(解説より)

刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。
石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。
仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ”中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。

内容説明

刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦―。金沢の刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちが織り成す五つの事件。仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ”中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。

著者等紹介

城山真一[シロヤマシンイチ]
1972年石川県生まれ。金沢大学法学部卒業。『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』(宝島社、文庫化に際して『天才株トレーダー・二礼茜 ブラック・ヴィーナス』に改題)で、第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

365
初読み作家さん、城山真一さんの評判作を読みまして非常に素晴らしかったですね。著者のお写真を拝見しまして大変失礼ながらとても老成されたお方だなとお見受けしまして本書の内容がうなずけました。ですが以前の作品は全く未読ですので、早めに他作品も読みたいですね。本書は横山秀夫さんが「どストライク」と仰るのが納得できる秀作ですね。警察内部での符丁用語を多用する点やきめ細かな人間の感情描写が横山作品と似ていますね。罪を犯しながらも更生の道を目指す受刑者達と刑務官の感動の人間ドラマは少しの騙しはあれど概ね心打たれますね。2023/01/27

ナルピーチ

235
刑務所で働く刑務官と受刑者達によって語られる5話の物語は、各話ごとに主人公を変えながら綴っていく。どの物語にも共通して登場する謎のエリート刑務官“火石”の存在意義とは。緻密な構成と語りの上手さに圧倒されながらたどり着く最終話。まさかまさかの展開が押し寄せる。何これ?!どうなってんのと思ってるうちにまんまとやられてしまった!これが噂の火石マジック!!これこそがプロフェッショナルの為せる技。城山先生の仕掛けた種が見事に開花した!最終話に込められた“看守の流儀”存分に堪能できました!2022/06/08

イアン

196
★★★★★★★★★☆刑務所を舞台とした城山真一の連作短編集。放火の罪で服役中の男が間もなく出所する。報復による再犯を恐れた刑務所幹部は警察と共に男の尾行を命じるが…(「お礼参り」)。収録された5編全てにオチが用意されているが、そこに各話冒頭に挿まれる受刑者である歌手の手記が上手く絡んで、一つの大きな〝意外性〟を際立たせている。全体的に硬派な筆致で、刑務官と警察官の違いこそあれ管理畑の人間が組織の軋轢の中で右往左往する「レッドゾーン」などは横山秀夫のD県警シリーズを彷彿とさせる。二度読み必至の監獄ミステリ。2023/02/12

ツン

118
読み始めた印象は刑務所版「教場」?。でも読み進めるうちに、テイストが違う、藤子不二雄Aと藤子F不二雄くらい違うに変わりました。最後に謎が明らかになる前までのドラマだけでも十分おもしろかったのに、最後の秘密が明らかになってすごい衝撃でした。物語のトーンも急に刑務所な感じのグレーから明るい色に変わったくらいの。件の人物にはまだ謎が残してある感じなので、次が楽しみです。2022/07/06

ガチャ

95
加賀刑務所は小型の地方刑務所である。三上の刑務所手記に書いてあるように、刑務所ではいろいろな事件や事故が起こっていて、まるでテレビの世界のよう。刑務官である火石司は、難問を片付ける名人で火石マジックという言葉があるくらいだ。 火石刑務官に限らず、受刑者思いの刑務官は何人もいて、人と人との仕事なのだなと身に沁みた。良い刑務官にあたったと言える人は幸せですね。ガラ受けは涙もの。 最後には火打刑務官の正体がわかて。だからだったのか。 同性でも惚れてしまう「ザ・刑務官」と言った感じには私も賛同します。面白かった。2022/11/20

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