宝島社文庫 このミス大賞<br> 袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる

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宝島社文庫 このミス大賞
袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる

  • 日部 星花【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 宝島社(2021/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299019240
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

学校から出られない!?
Z世代の旗手が放つ青春×特殊設定ミステリー!

特殊設定と不可能犯罪の往復ビンタ四連発。
学園で立ちすくむふくろうさんと、少女探偵時任さん。
安心の読み心地に酔っているあなたを襲う、一瞬の目眩。
そう、その“一瞬”にミステリの妙味は潜んでいるのです。

これは呪われたワトスンとホームズが、呪いに挑もうと
覚悟をきめるまでの、学園ミステリである。

――辻真先(作家)

扉も窓も開かず、破ることすらできない。携帯電話は圏外で、固定電話もなぜか繋がらない――事件現場に立ち入ると、その空間を強制的に“クローズドサークル”にしてしまう呪いを持った高校生・袋小路鍵人。解除するには、事件の真相を究明しなければならず……。校内で呪いが発動するたび、行動をともにする美少女・時任さんの推理力を頼りに、閉鎖状況から脱出すべく事件解決を目指す!

【目次】
第一章 クローズド・グランドフロア
第二章 クローズド・ファーストフロア
第三章 クローズド・セカンドフロア
第四章 クローズド・サードフロア
終章 クローズド・ルーフトップ

内容説明

扉も窓も開かず、破ることもできない。携帯電話は圏外で、固定電話もなぜか繋がらない―事件現場に立ち入ると、その空間を強制的に“クローズドサークル”にしてしまう呪いを持った高校生・袋小路鍵人。解除するには事件の真相を究明しなければならず…。校内で呪いが発動するたび、行動をともにする美少女・時任さんの推理力を頼りに、閉鎖状況から脱出すべく事件解決を目指す!

著者等紹介

日部星花[ヒベセイカ]
2001年、神奈川県厚木市生まれ。2019年に「DEATH★ガール!」で第2回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞。同年、第17回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『偽りの私達』(宝島社)を刊行し、小説家デビュー。現在お茶の水女子大学に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

67
袋小路くんは事件現場に犯人と一緒にいるとそこをクローズドサークルにしてしまう呪いにかかっている。ドアも窓もあかず携帯も圏外。発動されたら真相を解明しない限り呪いは解けない。思わず笑ってしまったのだが、実はこの設定が秀逸で序盤で掴まれた。高校内で起こる事件は想像以上に重く、袋小路くんの推理力はいまいちなので、行動をともにする時任さんが推理するのだが…。特殊設定をとてもうまく使ったミステリで、仕掛けもあり、とても楽しめた。著者は2019年のデビュー当時17歳、これは2021年発刊とのこと。今後も楽しみだ。2022/10/13

雪紫

64
ミステリ作家達を悩ませるクローズドサークル成立問題に対する新たな解答。事件に巻き込まれたらクローズドサークルな結界発生します。そんな呪われた一族の高校生が自分の学校で起きるクローズドサークルに次々巻き込まれる。クローズドサークル好きにとっての新たな解答を魅せてくれるだけにせず、それぞれの話で結界の影響や謎解きを違った意味で魅せてくれることに好感・・・だけに終わらず、最後の最後まで設定勝ちで終わらない底力を魅せてくれました。えええ、マジで。外で読んでなきゃ声出してたしすぐ読み返すくらいショックでしたよ。2023/01/14

さっちゃん

44
高校生の袋小路鍵人は、事件現場に立ち入るとその空間が強制的にクローズドサークルになる呪いにかかっている。ドアや窓は開かずスマホも圏外。クローズドサークルの解除方法は、真相を究明してその答えを袋小路くんが理解すること。性格に少々難ありの頭脳明晰な美少女・時任さんと共に、校内で出くわす事件を解いていく連作短編集。緩めの特殊設定ミステリとのんびり読んでいると、ラストに思いがけない事実が明かされて頁を戻ることに。強制クロサーの呪いなんて突拍子もないけれど、この設定は意外と面白かった。続編が出たら是非読みたい!2023/05/27

よっち

40
事件現場に立ち入ると、そこを強制的にクローズドサークルにする呪いを持つ高校生・袋小路鍵人。校内で呪いが発動するたび、行動をともにする美少女・時任さんの推理力を頼りに、そこから脱出すべく事件解決を目指す学園ミステリ。名探偵だった祖母の呪いで、図書室、美術室、演劇部、吹奏楽部で次々と事件に巻き込まれ、関係者と一緒に閉じ込められてしまう鍵人と時任さん。わりとネタめいた設定のわりには、事件自体はシリアスというアンバランス感はありましたけど、最後に明かされる事実がまた効いていて、続刊あるならまた読んでみたいですね。2021/09/27

koma-inu

39
事件が起きると、その場を強制的にクローズドサークルにしてしまう、袋小路君。部屋から出れない、携帯は圏外になるという徹底した能力!ホームズ役の時任さんと事件に挑む。連作短編形式で、ユーモアな雰囲気に合わせ、トリックも易しめ。4つ目の事件も、この特殊設定なら、これ使ってくるな、という想定内。と油断してたら、最終章の一捻りにビックリ。特殊設定を隠れ蓑に、なかなか面白い仕掛けでした。コミカルな題名や表紙からは予想できない、重い終幕でした。2025/02/12

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