出版社内容情報
コロナ禍で世界規模の財政出動が行われ、経済が落ち込みを見せるなか、株価だけが騰がっています。アメリカ黄金の時代と言われた1920年代は1929年の世界大恐慌で終焉を迎えますが、その時代状況に現状は酷似しています。これからの経済、社会で何が起きるのか。本書は単なる予言本ではなく、株の暴落はいつでも株価・金価格チャートにその兆しが現れるということを100の図版で丹念に説明。ジム・ロジャーズの弟子にして、アブダビ投資庁で7年間日本株ファンドマネジャーを務めた運用のプロが、その捉え方を読者に示します。
内容説明
米国の経済悪化は世界の経済悪化につながります。ばら撒き政策を行い、庶民のお金を25%も増やしました。お金が増えるのは大歓迎ですが、ものごとには裏の面があります。本書は今後起こる株の暴落、金利上昇、預金収奪の可能性とシナリオを豊富な図を用いながら解説し、そのなかでどう資産を守り、増やすかを示します。
目次
第1章 不安定な時代に財産を築くには(株を買ったら取り返しのつかない時代になる;林則行の通信簿:6年前の予測の検証 ほか)
第2章 コロナ騒動相場がわかれば先が読める(前代未聞の経済指標;1918年のスペイン風邪で株は下がらなかった ほか)
第3章 株は7割下げる(景気が戻らない最大の理由は稼働率;コロナは続くよ、どこまでも ほか)
第4章 預金の半分が収奪される(政府の借金増はどうにも止まらない;借金は返せる水準ではない ほか)
第5章 ダブルメリットで暴騰する金(生産量が減り続ける鉱山の事情;価格が上がるほど増える地金需要 ほか)
著者等紹介
林則行[ハヤシノリユキ]
世界最大の政府系ファンド、アラブ首長国連邦アブダビ投資庁の元ファンドマネジャー。当時日本人で唯一中東でオイルマネーを運用した投資のプロ。米国コロンビア大学ビジネススクールにて、ジム・ロジャーズから薫陶を受ける。米国公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あるにこ
dexter4620
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