出版社内容情報
半年たってもコロナ禍はおさまらず、多くの企業で在宅勤務が定着しつつあります。オンライン会議やデジタルツールなどで、会社における「個」のコミュニケーションが深まる一方で、従来の集約型で情報や労務管理をまとめる中間管理職は、そのあり方やポジションとしての働き方の再定義を求められています。本書は「コロナ時代に求められる中間管理職の姿」について、「働き方」のエキスパートである佐々木常夫氏が明解に論を展開していきます。
内容説明
ポスト・コロナ時代の中間管理職はコミュニケーション能力が何よりも重要になった。DX(デジタル技術による業務変革)で、オンライン会議やネットを使った働き方が浸透しつつあるいま、従来のメンバーシップ(集約)型で情報をまとめ労務管理をする中間管理職も変革を迫られている。「働き方」のエキスパートである著者が、「いらない管理職」にならないための方法論を明快に提示する。
目次
第1章 使えない中間管理職と使える中間管理職(不必要な仕事ほど増えている;使えない中間管理職;必要な中間管理職とは;新型コロナウイルスが教えてくれたこと;中間管理職としての私の働き方)
第2章 アフター・コロナ時代の働き方―こんな中間管理職はいらない(マクロベースの変化;雇用レベルの変化;働き方レベルの変化)
第3章 デジタルトランスフォーメーションが働き方を大きく変える(デジタル化で変貌する社会と世界;第4次産業革命の時代;今、ビジネスの現場でなにが起きているのか?)
第4章 働き方改革―いかにして私は残業をなくしたか(中間管理職という役職をいかに「使う」か;ワーク・ライフ・マネジメントのススメ;計画先行・戦略的仕事術;時間節約・効率的仕事術;時間増大・広角的仕事術)
第5章 来るべき中間管理職の条件―必要な1割になるために(必要な管理職の条件;自分と人を生かすリーダーのマネジメント)
著者等紹介
佐々木常夫[ササキツネオ]
1944年、秋田市生まれ。1969年、東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。2001年に取締役就任。2003年より東レ経営研究所社長となる。経団連理事、政府の審議会委員、大阪大学客員教授などの公職も歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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