出版社内容情報
お経と仏像を知れば、仏教がわかる! お経は約5000巻にもおよぶ仏典に記されたブッダの言葉。仏像はそんなお経に描かれた仏たちの物語をもとにつくられている。お経の全集『大蔵経』には、政治・経済・社会・心理・風俗・習慣・説話など、載っていない話はなく、読み飽きることはないとされる。そんな東洋の知恵の宝庫であるお経を、般若心経から法華経、観音経、浄土三部経、大日経など密教経典も含め13経典、仏像と仏教美術の美しいビジュアルとともに紹介し、仏のこころに触れる! 「地獄草紙」「餓鬼草紙」などの地獄絵とともに、仏の教えと悟りが失われ、災害が相次ぎ疫病が流行る法滅の時代を説いた末法思想も増補解説!!
内容説明
お経と仏像を知れば、仏教がわかる!いまこそ知っておきたい仏のこころ!!お経は約5000巻にもおよぶ仏典に記された仏陀の言葉。仏像はそんなお経に描かれた仏たちの物語をもとにつくられている。お経の全集『大蔵経』には、政治・経済・社会・心理・風俗・習慣・説話など、載っていないテーマはなく、読み飽きることはないとされる。そんな東洋の知恵の宝庫であるお経を、般若心経から法華経、観音経、浄土三部経、大日経など密教経典も含め13経典、仏像と仏教美術の美しいビジュアルとともに紹介し、仏教、その2500年の叡智を読み解く!
目次
プロローグ 仏陀―その人、その教え
第1部 お経―現代社会を生き抜くための仏陀の言葉(般若心経―わずか二六六文字で「空」の理法を説く;華厳経―時間も空間も超越した、豊潤な心の世界 ほか)
第2部 仏像―衆生を加護・救済する諸尊の教えを知る(如来の世界;菩薩の世界 ほか)
第3部 日本人と仏教―宗教的弱者が救われる仏道(疫病、天災、戦乱、飢饉―末法の時代が生んだ日本浄土仏教;スペシャル・インタビュー2 釈徹宗 ほか)
附録 日本仏教クロニクル―仏教を日本に伝え、広めた名僧列伝(仏教伝来と初期の日本仏教;日本仏教の基礎を築いた平安仏教―最澄と空海 ほか)
著者等紹介
釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年大阪府生まれ。84年龍谷大学卒、89年龍谷大学大学院博士課程単位取得満期退学、2001年大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了、学術博士。専門は比較宗教思想、宗教文化。浄土真宗本願寺派・如来寺住職を務める一方、兵庫大学生涯福祉学部教授を経て、相愛大学人文学部教授に就任。日本宗教学会評議員・日本佛教学会理事。NPO法人リライフ代表、認知症高齢者のためのグループホーム「むつみ庵」を開設・運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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