出版社内容情報
どうなったら新型コロナウイルスは終わるのか。いつになったら、コロナ前の生活に戻れるのか。もう戻ることは不可能なのか。そして、そもそも終息しつつあると言われている中国も本当に終わったのか? それとも、第二波がくるのか。ワクチンはいつできるのか。それともだらだらと続いていき、世界経済はそのまま終焉を迎えてしまうのか? ウイルスの専門家、感染学の専門家、未来学の専門家、パンデミックの歴史を研究する歴史家たちに、コロナが終わるということはどういうことなのか。コロナが終わるのはいつなのかを問う!
内容説明
スペイン風邪の第2波の致死率は第1波の10倍となった。日本は緊急事態宣言が解除され、いったんは感染が収束したかに見える。本当にピークは越えたのか。感染症の専門家、ウイルスの専門家、そして医師、社会学者、経済学者がウイルスと世界の今後を解説する。
目次
第1章 新型コロナはいつ完全終息するのか?(Q・新型コロナウイルスが収束とは、どういうことでしょうか? A・短期的な収束と、総合的な収束の二つがあります;Q・短期間で収束した感染症や根絶した感染症はありますか? A・SARSは短期間で収束し、天然痘は人類が時間をかけて根絶しました ほか)
第2章 無症状感染と「集団免疫」の基礎知識(Q・新型コロナは、他のウイルスとどう違うのでしょうか? A・ウイルスにはさまざまなタイプがあり、まったく異なる存在です;Q・そもそもウイルスとはどういったものなのでしょうか? A・ウイルスは生物と無生物のはざまの、「生物的」な、「曖昧な存在」です ほか)
第3章 ワクチンと治療薬は、本当はいつできるのか?(Q・検査の種類にはなにがあるのでしょうか? A・ご存じのPCR検査に、抗原検査と抗体検査があります;Q・抗原検査と抗体検査の違いは? A・ウイルスのタンパク質を調べる検査と、抗体そのものを調べる検査の違いです ほか)
第4章 コロナ後に日本も世界もここまで変わる!(Q・IT技術で国民を監視するシステムは進むのでしょうか? A・ITはより進歩します。悪用されないシステムを作ればいい!;Q・コロナで健康志向が強まりますか? A・人生の目的が健康だけにはなりません。仕事の意味が問われるでしょう ほか)
第5章 もしコロナが終わらないと日本はどうなる?(Q・コロナ禍でも生き残る人は? A・デジタル化の中で結果を出せる人だけが生き残れます;Q・生き残る業種、崖っぷちの業種は? A・アマゾンのひとり勝ち、対面業種はますます苦しくなります ほか)
感想・レビュー
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Carlyuke
謙信公
jack
あやの