出版社内容情報
明智光秀は日本史上で謎の多い戦国武将のひとり。前半生はもちろんのこと、主君・織田信長を討った「本能寺の変」まで、その生き様には多くの謎がつきまといます。歴史を知るうえで一番大事なのは疑うこと――。本書は、光秀にまつわる10の謎を東京大学史料編纂所の教授である本郷氏と明智家と細川家両家の末裔である細川珠生氏がそれぞれの視点から対談、それぞれの分析を開陳。これまでの通説で語られていない、真の光秀の姿をひもといていきます。
内容説明
天下統一まであと一歩と迫った主君・織田信長を本能寺にて討った織田家家臣・明智光秀。土岐一族の流れを汲むとも言われる光秀はしかし、その前半生は未だ謎に包まれている。いったい光秀は何者なのか。なぜ、信長は光秀を重用したのか。盟友・細川藤孝との関係は?未だ解明されていない本能寺の変の動機は?光秀は主君を討った謀反人か、暴君を討った正義の人か!?三日天下に終わったのはなぜか?人気歴史学者・本郷和人氏と、細川家・明智家の末裔である細川珠生氏が、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公、今一番ホットな戦国武将・明智光秀の実像に迫る。
目次
第1章 明智光秀の謎その1~5(光秀の前半生はどんなものだったか?;帰蝶と光秀はイトコだったのか? ほか)
第2章 本能寺の変に黒幕なし(武士の権力関係;日本の軍事行動の特徴 ほか)
第3章 正義の人・明智光秀(明智光秀と細川藤孝の出会い;なぜ藤孝・忠興は光秀に協力しなかったのか ほか)
第4章 明智光秀の謎その6~10(光秀は名領主だったのか?;光秀は残虐だったのか? ほか)
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で、石井進氏、五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ
細川珠生[ホソカワタマオ]
1968年、東京都生まれ。ジャーナリスト。星槎大学非常勤講師(現代政治論)。三井住友建設(株)社外取締役。聖心女子大学英文科卒。父は政治評論家の細川隆一郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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