宝島社文庫
それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784299001061
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

胸の奥に隠していた“秘密”に触れられた時、本当の青春が動き出す――。
応募総数9

内容説明

「高校二年の昼休み。俺たちはいつだって屋上で過ごしていた」いつも穏やかで笑みを崩さない蒼汰、蒼汰の幼馴染で純朴な小毬、教師から不良扱いされている漣、優等生の生徒会長・智朗、クールで大人びた由宇。全てが異なる五人だが、その時間は特別なものだった。しかし、蒼汰がある女子生徒に告白されたことをきっかけに、友情は少しずつ変化していく―。心の奥に踏み込まれた時、暴かれる本当の気持ち。痛いほど切ない思春期を五人の視点で描いた新時代の青春小説。第7回ネット小説大賞受賞作!

著者等紹介

櫻いいよ[サクライイヨ]
奈良県出身。2012年『君が落とした青空』(スターツ出版)でデビュー。以降、ライト文芸・児童書などを中心に執筆中。第7回ネット小説大賞を『それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた』で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

39
穏やかで笑みを崩さない蒼汰、蒼汰の幼馴染・小毬、教師から不良扱いされる漣、優等生の生徒会長・智朗、クールで大人びた由宇。タイプの異なる五人が過ごす屋上の大切な関係が、ひとつの告白をきっかけに変わり始める青春小説。いつまでも大切にしたいと思っていた関係が、自身は些細なことだと思っていたひとつの決断から崩壊し始める皮肉。それぞれの視点から語られるエピソードは何とも痛々しくて、何とかしようとすればするほどズレてしまう展開はもどかしかったですけど、そんな不器用な彼らが迎えるほろ苦さ交じりの結末がまた印象的でした。2020/02/16

ジロリン

18
思春期のもやもや”だけ”で物語が進み、ラストに救いが待ってるわけではない。求めていた<キュンキュンの青春モノ>とは程遠かった…残念!もしかして<モヤモヤ>の最中の年頃の読者ならば感情移入して読めるかも?恋愛関係になることを頑なに拒み<幼馴染み>であろうとする少年・少女の気持ちもまったく分からなかった…「とっととくっついちゃえばいいじゃん♪」なんて思ってしまうのはこのトシだからかw2020/05/12

なみ

16
高校生たちの青春恋愛もの。 仲の良かった5人の屋上が、とある出来事をきっかけに壊れていく。 幼馴染みの蒼汰と小毬は、お互いが誰よりも大切だった。それなのに、友達よりも近くて、恋人から一番遠い。 やがて2人の歪な関係が、次々と歯車を狂わせていく。 誰かを想って、傷つけて傷ついて──。 そんな、どうしようもなく痛くていとおしい物語。 漣のパート『黒い夜空』が一番印象に残りました。 2020/01/14

nae

11
青春真っ只中の高校生の話。高校時代はとっくの昔だけど、キラキラとは無縁だった高校生活だったからか小説でも漫画でもキラキラした青春を送る高校生の話は憧れのような気持ちで読んじゃう。前半みんなで仲良く騒いでる部分はワクワクしながら、後半は一緒にモヤモヤしながら。ちょっとみんながひねくれ過ぎてる気がする。せっかくみんなまだ「子ども」なんだからもうちょっと素直に行動するところも見たかったな。2020/06/02

ぷに丸

10
タイプの違う仲良し5人組の関係が変わっていく中で、彼らそれぞれの視点から描かれる気持ちがとても切なく痛々しかったです。それでも彼らの向かう先がどうなるのか気になり、彼らと同じ屋上にいるような気分で最後まで読み終えました。青春のキラキラした部分ではなく、陰の部分にも目を向けさせられる作品でとても心に残りました。2020/02/13

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