出版社内容情報
Django はライブラリーなどすべて揃っているフルスタックなフレームワークとして Python でアプリケーション開発を行ううえで最初に選択されるフレームワークです。生産性・実用性が高く,セキュリティ対策も盤石でありながら,使える機能が多すぎて習得が大変であるという欠点がありましたが,Django 5 系になり開発にかかるコストが大幅に短縮できたことで近年注目されています。本書は,5系初となるLTS版(LTS 5.2)に対応し,2種類の Djangoの開発方法である「関数ベースビュー(FBV)」「クラスベースビュー(CBV)」でアプリケーションを開発しながら,一通りの開発工程が学べます。
【目次】
■■PART 1 Djangoの基礎
■CHAPTER 1 開発を始める準備
1-1 Djangoとは?(特徴とできること)
1-2 Djangoの基本構造(MVTモデルの仕組み)
1-3 開発環境の準備(MinicondaでPython環境を構築)
1-4 開発環境の準備(VSCodeの設定方法)
■CHAPTER 2 Djangoプロジェクトの作成
2-1 プロジェクトとアプリケーションの違い
2-2 Djangoプロジェクトの作成(フォルダ構成の理解)
2-3 アプリケーションの作成(Djangoの基本単位)
2-4 Djangoの2つの書き方(FBVとCBVの違い)
■■PART 2 FBV(関数ベースビュー)での開発
■CHAPTER 3 基本的なデータ操作(CRUD処理)
3-1 FBVとは?(特徴と使いどころ)
3-2 Djangoでデータ操作(CRUD処理の実装)
■CHAPTER 4 ユーザーへの通知(Messagesフレームワーク)
4-1 Messagesフレームワークとは?(画面上にメッセージを表示)
4-2 メッセージの設定と追加方法
4-3 画像ファイルの登録方法
■CHAPTER 5 入力フォーム(ウィジェット・バリデーション)
5-1 画像削除の機能を追加&日付入力のカスタマイズ
5-2 入力チェック(バリデーション)の実装
■CHAPTER 6 Django管理画面の使い方
6-1 Django管理画面とは?(標準機能の活用)
6-2 基本的な使い方(データの管理)
6-3 Django管理画面のカスタマイズ
■■PART 3 CBV(クラスベースビュー)での開発
■CHAPTER 7 メニュー画面の作成とデータの表示
7-1 CBVとは?(FBVとの違いを知る)
7-2 静的ページの作成(TemplateViewの使用)
7-3 データ一覧・詳細表示(ListView・DetailViewの活用)
■CHAPTER 8 データの登録・更新・削除(更新系処理)
8-1 データの登録・更新・削除(CreateView・UpdateView・DeleteView)
8-2 フォームのカスタマイズ
8-3 メッセージ機能(Messagesフレームワークの活用)
■CHAPTER 9 データ分析の実装
9-1 データ分析の準備
9-2 データ分析機能の追加(Pandas・Matplotlib・django-pandas)
■■PART 4 Djangoアプリの機能拡張
■CHAPTER 10 認証と認可(ログイ
内容説明
FBV、CBV、Django Admin、Message Framework、Authentication&Authorization。FBV/CBVの2つの開発スタイルを通して、アプリケーション開発のノウハウを理解できる!
目次
1 Djangoの基礎(開発を始める準備;Djangoプロジェクトの作成)
2 FBV(関数ベースビュー)での開発(基本的なデータ操作(CRUD処理)
ユーザーへの通知(Messagesフレームワーク)
入力フォーム(ウィジェット・バリデーション)
Django管理画面の使い方)
3 CBV(クラスベースビュー)での開発(メニュー画面の作成とデータの表示;データの登録・更新・削除(更新系処理)
データ分析の実装)
4 Djangoアプリの機能拡張(認証と認可(ログインと権限管理)
データベース操作(ORMの活用))
APPENDIX Djangoをさらに学ぶために(HTMLの効率的な管理(テンプレートの継承)
アプリ品質の向上(テストの基礎)
データ表示の改善(ページネーション))
著者等紹介
樹下雅章[キノシタマサアキ]
大学卒業後、ITベンチャー企業にてエンジニアとしてキャリアを開始。要件定義から保守まで開発工程を一通り経験し、SES・自社パッケージ開発など多様なプロジェクトに携わる。その後、大手食品会社で社内SEとして業務改善やベンダー管理を担当。事業部撤退を機に「教える道」へ転向し、現在はIT講師として新人・企業研修を担当している。「難しいことを、誰にでもわかるように」を信条に、初学者の“最初の一歩”を支える教材づくりに情熱を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。