出版社内容情報
基本情報技術者試験の科目B対策で、
「問題をたくさん解けば合格できる!」
「アルゴリズムをたくさん覚えれば合格できる!」
と考えている方はいませんか?
実は、そのような対策はあまり有効ではありません。
なぜなら、さまざまなアルゴリズムを身につけてプログラミング能力を高める学習方法だけでは、時間内に解き終わらないからです。
科目Bの試験では、全20問を100分で解くことから、1問当たり5分で解き終わる必要があります。
仮に知っているアルゴリズムが出題されても、問題で問われている内容がアルゴリズムと関係のない部分だった場合、解答までに多くの時間を要してしまいます。
でも安心してください。
問題には出題パターンがあり、それに応じた解き方を知れば大丈夫です。
本書では、公開された過去問題を題材にして、問題を解くヒントを素早く見つけ出し、短時間で解答するためのコツを解説しています。
はじめての問題でも出題パターンに応じた解き方をすることで、5分で解答することができます。
この一冊を読み通して、「問題をじっくり理解する練習」と「問題を短時間で解く練習」を繰り返し、短い勉強時間で合格を狙いましょう。
【目次】
■「科目B」攻略へ向けて最初に知っておきたいこと
■本書を使った効率的な勉強法
■公開順・過去問題一覧
◎第1章 擬似言語の基本文法をマスターする
■疑似言語ってどんなもの?
■問題を解きながら疑似言語を学ぼう
■■過去問題 NO.01 三つの手続があるプログラム
■■過去問題 NO.02 変数と代入
■■過去問題 NO.03 平方根を求める式
■■過去問題 NO.04 条件分岐と演算子の評価
■■過去問題 NO.05 複合条件の評価
■■過去問題 NO.06 まぎらわしい条件の評価
■■過去問題 NO.07 最大公約数を求める
■■過去問題 NO.08 2進数文字列から整数値への変換
◎第2章 擬似言語の応用文法をマスターする
■疑似言語独特のルールに慣れていこう
■■過去問題 NO.09 配列要素の入換え
■■過去問題 NO.10 ビットの並びを逆転する
■■過去問題 NO.11 可変長配列の操作
■■過去問題 NO.12 素数を求める
◎第3章 データ構造とアルゴリズム問題をマスターする
■データ構造とアルゴリズム問題・攻略のポイント
■■過去問題 NO.13 階乗の計算
■■過去問題 NO.14 ハッシュ値の格納
■■過去問題 NO.15 配列要素の並べ換え
■■過去問題 NO.16 二分木の探索順
■■過去問題 NO.17 配列に格納された値の併合
■■過去問題 NO.18 配列に格納された値の整列
■■過去問題 NO.19 二分探索プログラムの不具合
■■過去問題 NO.20 無向グラフを隣接行列に変換する
◎第4章 オブジェクト指向問題をマスターする
■オブジェクト指向問題・攻略のポイント
■■過去問題 NO.21 優先度付きキューの操作
■■過去問題 NO.22 単方向リストへの要素追加
■■過去問題 NO.23 単方向リストの要素削除
◎第5章 数理に関する問題をマスターする
■数理に関連する問題・攻略のポイント
■■過去問題 NO.24 行列データの変換
■■過去問題 NO.25 Unicode → UTF-8 の符号変換
■■過去問題 NO.26 ゲームの状態遷移
■■過去問題 NO.27 配列を特徴づける値
◎第6章 データサイエンス・AIに関連する問題をマスターする
■データサイエンス、AIに関連する問題・攻略のポイント
■■過去問題 NO.28 文字列の類似度
■■過去問題 NO.29 文字列の出現率
■■過去問題