出版社内容情報
【「公式」から自由になる物理へ。ー覚えるのではなく、導き出す力を育てる一冊】
高校物理の公式、あなたは「覚えるもの」だと思っていませんか?
でも本来、物理とは 法則に基づいて式を立てる「思考の学問」。
共通テストでも、各大学の個別試験でも、「なぜその式が使えるのか」を問う問題が増えています。
本書は、教科書や参考書では省略されがちな「公式の導出」に焦点を当て、
実際の入試問題やオリジナル問題を通じて、ひとつひとつの式がどのように生まれたのかを丁寧に解説します。
目指すのは、暗記からの脱却。
物理の世界を「意味のあるかたち」で理解する力を、ここから養いませんか?
本書は、熱力学・電磁気学を扱っています。
分類
【目次】
【熱力学編】
1.単原子分子理想気体の内部エネルギー
2.気体分子の二乗平均速度
3.単原子分子理想気体の定積モル比熱
4.マイヤーの関係式
5.ポアソンの式
【電磁気学編】
1.点電荷が作る電場
2.点電荷が作る電位
3.一様な電場における電場の強さと電位差の関係
4.ガウスの法則、コンデンサーの電気容量の公式
5.コンデンサーの合成容量の公式
6.コンデンサーのエネルギーの公式、コンデンサー充電時のエネルギー収支
7.電流の強さを表す式、オームの法則
8.抵抗で発生するジュール熱、抵抗の消費電力
9.平行電流の及ぼしあう力の大きさ、アンペール力とローレンツ力の公式の関係
10.ホール電圧
11.磁場をよこぎる導体棒に生じる誘電起電力 2004年お茶の水女子大学(改)
12.交流の発生(交流電圧を表す式)
13.変圧器の公式(1次コイルと2次コイルの電圧および電力の関係)
14.コイルの自己インダクタンスと相互インダクタンスを表す式
15.コイルに蓄えられるエネルギーの公式
16.交流回路中のコイル、コンデンサーのリアクタンス、電流と電圧の位相差
17.RLC並列回路のインピーダンスと共振周波数
18.RLC直列回路のインピーダンスと共振周波数
19.電気振動の周期 2004年京都産業大学(改)
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