出版社内容情報
データ分析の重要性が高まる中、データから情報を読み取る手段として「データ可視化」に注目が集まっています。しかし、
「多種多様なグラフのうち、どれが適しているんだろう」
「どのようにラベルや軸をデザインすればいいんだろう」
と悩む方も多いでしょう。そこで、本書はデータ可視化の「理論」とビジネス課題にもとづいた「実践」をもとに、データ可視化の手法を解説しています。
この1冊で、データ可視化の基礎知識から、データの種類や目的に応じたグラフのデザイン、さらには実務で役立つ可視化テクニックまで幅広く学ぶことができます。また、できるだけ多くの方がすぐに実践できるように「Excel」での作図例とその操作手順も解説しています。「データ可視化」の基本をしっかりと学びたい方にぴったりの、実用的な入門書です。
【目次】
■■理論編
■第1章 「押さえたい」データ可視化の大前提
●1-1 データ可視化の重要性と役割
●1-2 グラフを適切にデザインするための観点
■第2章 「伝わる」グラフの種類と要素
●2-1 一般的なグラフとその使い方
●2-2 グラフの構成要素とデザイン
■第3章 「わかりやすい」を生むデザインルール
●3-1 視覚化チャネルとグラフデザインの法則
●3-2 「色」の効果的な使い方
■■実践編
■第4章 ケースで学ぶグラフデザイン[基礎]
●4-1 量の可視化
CASE1 単一カテゴリの量の比較 自社サービスの会員数を比較する
StepUp01 棒グラフのデザイン
ExcelTips01 棒グラフのレイアウトを調整する
CASE2 複数カテゴリの量の比較 4つの市場で企業ごとの売上額を比較する
●4-2 時系列の可視化
CASE3 時系列の可視化 自社サービスの会員数の推移を分析する
ExcelTips02 折れ線グラフのレイアウトを調整する
CASE4 複数の時系列の可視化 2つのサービスの会員数推移を比較する
StepUp02 折れ線グラフのデザイン
ExcelTips03 軸目盛りラベルを調整する
●4-3 割合の可視化
CASE5 単一カテゴリの割合の把握 各企業の市場シェアを分析する
ExcelTips04 棒グラフに100%を示す枠線を追加する
StepUp03 円グラフのデザイン
CASE6 複数カテゴリの割合の把握 サービスごとに会員タイプの割合を分析する
●4-4 関係の可視化
CASE7 2変数の関係の分析 研修参加時間による人事評価への効果を分析する
ExcelTips05 グラフに平均点と平均線を追加する
StepUp04 散布図のデザイン
CASE8 カテゴリを含む関係データの可視化 サービス2種類の広告費と売上高の関係を比較する
StepUp05 層別散布図と回帰線の考慮点
ExcelTips06 層別散布図を作成する
●4-5 ばらつきの可視化
CASE9 単一の分布の把握 イベント参加者の年齢のばらつきを把握する
ExcelTips07 ヒストグラムを作成する
StepUp06 ヒストグラムのデザイン
CASE10 2つの分布の比較 2部門の人事評価のばらつきを比較する
ExcelTips08 重ね合わせヒストグラムを作成する
●4-6 地理データの可視化
CASE11 地理情報の可視化 都道府県ごと
内容説明
データ可視化の専門家が教える「理論」と「実践」を学ぶ1冊。
目次
理論編(「押さえたい」データ可視化の大前提;「伝わる」グラフの種類と要素;「わかりやすい」を生むデザインルール)
実践編(ケースで学ぶグラフデザイン[基礎];ケースで学ぶグラフデザイン[発展])
著者等紹介
高比良健太郎[タカヒラケンタロウ]
データサイエンティスト。香港科技大学ビッグデータ研究所所属。経済学学士/情報学修士(京都大学)。コンサルティングファームおよび技術系スタートアップを経て独立。製造、交通、ヘルスケアなど幅広い分野で、データ解析や可視化、関連技術の研究開発に携わる。AIやデータ可視化に関する国際会議での論文発表多数。専門家だけでなく一般の人々にもデータの理解と活用を広げることに力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 水の透視画法 集英社文庫