出版社内容情報
「雑草という名の植物はない!」この言葉を語ったのは、牧野富太郎とも昭和天皇ともいわれています。
人の望まれないところに生え、人の役に立たない邪魔な草を、いつからから丸ごと雑草と呼ぶようになりました。
一方、日本人は古来から野に咲く雑草をめでて、その利用価値や存在価値を文化として生活の中に取り入れ大切にしてきました。
本書では、四季それぞれの雑草の中でも、これだけは知っておきたい植物を厳選し、名前の由来、花の美しさ、生態の不思議など、雑草の知られざる魅力と秘密を紹介していきます。足元の自然に目を向けるきっかけになる一冊です。
著者等紹介
飯田猛[イイダタケシ]
散歩家、編集者。出版社勤務後、フリーランスの作家・編集者として活動中。また、森の落とし物をこよなく愛する散歩家として、日本各地の森を精力的に探索している
亀田龍吉[カメダリュウキチ]
自然写真家。千葉県館山市生まれ。植物や鳥をはじめ、人間を含めたすべての自然をテーマに独自の視点で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。