出版社内容情報
多くのビジネスパーソンが日々の業務において、営業系の数字、マーケティング系の数字、その他在庫管理やさまざまな定量的なモニター、報告、分析などにExcelを利用しています。しかし、Excelのグラフ作成機能が使いにくいこともあって、グラフは積極的に使っていない、あるいはモニター、報告、分析といった目的に最適な形ではグラフを利用できていない方が多いと思われます。
Google社が提供する無料のBIツール「Looker Studio」(旧データポータル)を利用すると、比較的容易な操作で表形式のデータのグラフ化や、それらグラフのドリルダウン、分析軸の切り替えなどが行える他、複数のグラフを1画面に掲載したダッシュボード作成が可能です。
本書はビジネスパーソンがLooker Studioを活用して業務を効率化し、データに基づく意思決定を行うことを目指します。Looker Studioの基本知識や使い方から、そもそもなぜ可視化やダッシュボードが必要なのか、分析の前段階であるデータの準備、整え方まで、実践的なテクニックを解説します。
内容説明
無料BIツール活用で業務改善。Excelに代わるデータ分析基盤入門。グラフ化やダッシュボード化のメリット。多様なデータソースへの接続。18種類の全グラフと11種類の全コントロールを網羅。結合やパラメータなど高度なテーマもカバー。
目次
第1章 Looker Studioの概要とレポート作成のステップ
第2章 グラフ化・ダッシュボード化のメリット
第3章 データ準備と接続
第4章 グラフ作成の基本
第5章 目的別グラフの選択
第6章 「汎用的なグラフ」の作成手順
第7章 「特定目的用グラフ」の作成のコツ
第8章 コントロールの配置
第9章 ダッシュボードの作成と共有
第10章 実践的テクニック
著者等紹介
木田和廣[キダカズヒロ]
早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社プリンシプル取締役副社長。2004年にWeb解析業界でのキャリアをスタートする。2009年からGoogleアナリティクスにもとづくWebコンサルティングに従事。アナリティクスアソシエーション(a2i)や個別企業でのセミナー登壇、トレーニング講師実績も多数。Googleアナリティクス認定資格、統計検定2級、G検定保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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