出版社内容情報
離島はその地理的特性から、独自の文化や風土を育んでおり、比較的アクセスしやすい場所にあっても独特なエキゾチックさを感じられる場合が多い。本書では、遺産、自然、生態など、マニアックな切り口で日本全国からピックアップした89の離島を独自の視点で解説する。今までよく知られていなかった離島の姿を明らかにし、自らの目と足で体感したくなるように、詳細な地形表現を駆使した全島マップ(凸凹地図)を掲載し、必要に応じて徒歩やトレッキング、ポタリング(自転車)で見所を尋ねるルートも提示している。俗化した観光資源ではなく、生態学や人文社会学、地質学的なテーマから島の風土に迫ることを趣旨に、離島が持つ隠れた魅力を紹介する。
内容説明
凸凹地図で識る島の魅力!海の向こうの小さな島にこんな世界があった!?86の島々を6つのカテゴリーに分類して紹介!
目次
第1章 旧跡と遺産 島が語る歴史
第2章 地質と地形 島の成り立ち
第3章 生態と文化 島が育む生命
第4章 食文化 島を味わう
第5章 暮らしと風土 島を歩く
第6章 異境との交流 世界と繋がる島