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出版社内容情報
2050年カーボンニュートラル達成に向け、エネルギー産業も大転換期を迎えている。
欧米ではDXをうまく活用して需給バランスを決め、効率よく電力を供給している。アジア諸国でも、欧米の送電オペレーションシステムを導入し、電力の効率的な送配電をおこなっている。それにならい、日本でもDXを取り入れた電力システムの改革に乗り出した。
本書では、現状の日本の電力システムの問題点を挙げ、DXその先のGX(再エネの大量導入電力網)を本格的に行う上で、これからどのようなシステムを構築していかなければならないかを技術面、ビジネス面から解説する。
内容説明
エネルギーDXは、エネルギーの需給調整をデジタル化することにより、効率的に電力を送配電するための施策です。効率的な電力供給を行うために必要なDX化、GX(再生可能エネルギー電力)を見据えた電力システムをどのように構築していくか、必要な技術、実践方法がよくわかります。
目次
第1章 エネルギー分野で進むDX
第2章 ヨーロッパの天然ガスの歴史とDX
第3章 北アメリカの天然ガスの歴史とDX
第4章 イギリスとヨーロッパのガス市場改革
第5章 ガスエネルギー取引市場の発展
第6章 産業を支えるLNG
第7章 アメリカのパイプライン事業者
第8章 電力のDX:なぜエネルギー分野でDXは進んだのか
第9章 電力のDX:再生可能エネルギーの出現とDX
第10章 電力のDX:どのように需給調整するか
第11章 電力のDX:電力会社・市場でさらに進むDX
第12章 貯蔵をコントロールするDX
第13章 スマートエネルギーとDX
第14章 日本の総合取引所
第15章 再生可能エネルギーを評価するシステム
付録 エネルギー産業の歴史
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takao