出版社内容情報
本書は、物理シミュレーションについて学びたい方々のために書かれた、PythonとVPythonの解説書です。Pythonは、学習しやすさに加え、様々な目的のために利用できるライブラリが豊富に用意されていることから、近年人気の高いプログラミング言語の一つとなっています。また、VPythonは、3次元のグラフィックスやアニメーションを作成するための、Pythonのライブラリです。Pythonに加え、VPythonの基本的な使い方を学習すれば、動画サイト等で紹介されているレベルの物理シミュレーション動画を、比較的短時間で作成できるようになるでしょう。
目次
第1章 VPythonをはじめよう
第2章 プログラミング環境を整えよう
第3章 Pythonの基本文法
第4章 VPythonのプログラムを書いてみよう
第5章 物理シミュレーションの基礎
第6章 いろいろな物理シミュレーション
付録
著者等紹介
國仲寛人[クニナカヒロト]
1973年沖縄県生まれ。博士(人間・環境学)。三重大学教育学部理科教育講座准教授。専門は統計物理学、物理教育。主にコンピュータシミュレーションを用いて、摩擦や衝突等に関連する力学現象や、自然・社会現象に見られるサイズ分布と確率的成長モデルの研究を行っている。また、物理の授業におけるシミュレーション教材の活用に関する研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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