出版社内容情報
企業における「会計」「人事」「生産」「物流」「販売」などこれまで個別に行われていた管理処理を統合し、それぞれのデータを効率よく運用していくためにERPを導入している企業が多くなっています。そんなERP市場の中で圧倒的なシェアを獲得しているのがSAP社の「R/3」になります。しかし長年使われてきた「R/3」ですが2027年にサポート終了を迎え,今後は「S/4HANA」という別のアーキテクチャになります。本書は最新のSAPのERPパッケージの全体像を図を使ってわかりやすく解説します。
内容説明
業務の全体像が全部わかる!企業の業務プロセス全体を把握し、効率化や改善ができる!クラウド・DX・グローバル化時代のERPの基礎から最新トレンドまでを完全網羅!主要なサービスの知識をまるごと理解!!
目次
1章 SAPの基礎知識
2章 「S/4HANA」を理解する
3章 「モノ」を管理するロジスティクス(全体像)
4章 調達ロジスティクス
5章 生産ロジスティクス
6章 販売ロジスティクス
7章 「カネ」を管理する会計管理
8章 「ヒト」を管理する人事管理
9章 SAP導入ステップ
10章 その他のソリューション「SAP S/4HANA LoB Solutions」
著者等紹介
山之内謙太郎[ヤマノウチケンタロウ]
ITコンサルタント(中小企業診断士・ITコーディネータ)。1973年神奈川県生まれ。日本大学商学部卒業。会計コンサルティング会社や株式会社ベンチャー・リンク、アビームコンサルティング株式会社での勤務を経て、フリーランスとして独立。その後、ロジスト株式会社を設立。SAPコンサルタントとして15年以上のキャリアを持ち、エネルギー業界、広告業界、製造業界など、さまざまな大手企業でSAP導入プロジェクトに携わり、その経験を活かし、プロジェクトマネジメントやビジネスプロセスの最適化、業務改革の分野でコンサルタント業務を行う。現在はロジスト株式会社の代表として、企業の規模を問わず、ITを活用した仕組みづくりを支援することをミッションとし、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、日本企業の競争力向上に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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