出版社内容情報
2023年4月の試験制度の改訂で新設された「科目B」は,従来の午後試験に相当するものですが,長文ではなく,以前の中問程度の分量で20問出題される形に変更されました。このうち16問が「データ構造及びアルゴリズム(擬似言語)」からの出題となりますが,全問必須なので,従来のように言語が苦手という人が表計算等に逃げることもできなくなりました。
IPAが公開したサンプル問題を見ても,1問あたり平均5分で解いていくにはコツや慣れが必要です。本書は,アルゴリズムや擬似言語に慣れていない人を対象として,過去問およびサンプル問題,さらにはそれらを題材としたオリジナル問題を多数用意し,アルゴリズム問題に慣れるためのトレーニングが積める内容となっています。
内容説明
オリジナル例題31問+公開サンプル21問を徹底解説。試験合格の先を見据えた本当の力を身につける!1問あたり平均5分で解く必要がある基本情報の科目B試験。様々なパターンを知って・慣れて・頭に入れて臨むべし。
目次
第1章 変数とデータ構造(アルゴリズムとは;変数 ほか)
第2章 擬似言語プログラミング(手続と関数;基本制御構造と条件式 ほか)
第3章 基本例題(成績評価を行う;1からNまでの整数の総和を求める ほか)
第4章 応用例題(ゲームの得点を計算する;自然数nまでの素数を求める ほか)
第5章 サンプル問題
著者等紹介
大滝みや子[オオタキミヤコ]
IT企業にて地球科学分野を中心としたソフトウェア開発に従事した後、日本工学院八王子専門学校ITスペシャリスト科の教員を経て、現在は資格対策書籍の執筆に専念するかたわら、IT企業における研修・教育を担当するなど、IT人材育成のための活動を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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